Qシート車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 23:19 UTC 版)
6020系では、2018年11月に全2編成の3号車に「Qシート」車両が組み込また。11月13日より通常営業運転を、12月14日より「Qシート」サービス列車としての運転を開始している。 車両は側面全体にオレンジ一色のラッピングが施され、一見して判るようになっている。内装は座席をデュアルシートとし、各座席に電源コンセント、カップホルダーを備える。室内灯は電球色とされ、車内Wi-Fiも用意されている。 「Qシート」車両 Qシート運用時の車内 Qシート車組み込み時の動き Qシート車の2両は2020系と同時に製造、輸送されている。デハ6321(II)は2126Fに、デハ6322(II)は2127Fにそれぞれ組み込まれていた。 輸送はデハ2320が欠車・その部分にデハ6320(無装飾・Qシート)が連結、といった状態で行われた。運用時と異なる組成で輸送されるが、長津田到着後には一度10両編成に組成している。 その後、既存の6020系と新造の2020系で互いに3号車を入れ替える形で組換が行われた。 組換にあたり、デハ6320(I)→デハ2320は車両番号・帯色の変更の他、他の2020系車両に合わせるために液晶ディスプレイの増設を行っている。 デハ6320(II)は編成から外れている間にラッピングを施工した。また、デハ6321(II)は当初ドア部分が地色とされていたが、デハ6322のラッピングと同時期に修正されている。 組換前の組成 号車1号車2号車3号車4号車5号車6号車7号車8号車9号車10号車3号車抜取り日備考新造車車両番号2126 2226 6321(II) 2426 2526 2626 2726 2826 2926 2026 2018.10.13 新津製・2018.10.11 - 12搬入 2127 2227 6322(II) 2427 2527 2627 2727 2827 2927 2027 2018.11.01 新津製・2018.10.30 - 31搬入 既存車車両番号6121 6221 6321(I) 6421 6521 6621 6721 2018.10.09 横浜製 6122 6222 6322(I) 6422 6522 6622 6722 2018.11.14 横浜製 組換後の組成 号車1号車2号車3号車4号車5号車6号車7号車8号車9号車10号車組成日車両番号(旧車番)太字:組換2126 2226 2326(6321) 2426 2526 2626 2726 2826 2926 2026 2018.10.13 2127 2227 2327(6322) 2427 2527 2627 2727 2827 2927 2027 2018.11.17 6121 6221 6321(https://railf.jp/) 6421 6521 6621 6721 2018.10.17 6122 6222 6322(II) 6422 6522 6622 6722 2018.11.14 ※Qシート車は判りやすいよう全て網掛けしたが、組換前は無装飾である。 書類上の日付 6321(II)新製2018.10.25 2126F新製2018.10.26 6321から2326への改造2018.11.07 6322(II)新製2018.11.26 2127F新製2018.11.30 6322から2327への改造2018.12.10
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