ProfileProvider クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)


ASP.NET のプロファイルによって、永続ストレージが提供され、ユーザー固有のプロパティを取得できます。プロファイルのプロパティ値と情報は、ProfileProvider の実装で決定された形式でデータ ソース内に格納されます。.NET Framework に含まれるプロファイル プロバイダ (ProfileProvider 抽象クラスから派生したクラスによって表される) を利用したり、 ProfileProvider から派生した新しいクラスを作成することで独自のプロバイダを実装したりできます。
カスタム プロファイル プロバイダを作成する主な理由は 2 つあります。
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Oracle データベースまたは他のデータベース ストアなどの、.NET Framework で含められたプロファイル プロバイダがサポートしていないデータ ストア内に、プロファイル情報を格納する必要があるため。
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.NET Framework に同梱されているプロバイダが使用するデータベース スキーマとは異なるデータベース スキーマを使用して、プロファイル情報を管理する必要があるため。この代表的な例は、ユーザー データが社内ネットワーク向けまたは Web サイト向けの SQL Server データベース内に存在している場合です。
ProfileProvider 抽象クラスは、ProviderBase 抽象クラスを継承する SettingsProvider 抽象クラスから継承されます。ProfileProvider を実装するクラスは、SettingsProvider 抽象クラスおよび ProviderBase 抽象クラスの必須メンバも実装する必要があります。プロファイル プロバイダの実装の詳細については、「プロファイル プロバイダの実装」を参照してください。



System.Configuration.Provider.ProviderBase
System.Configuration.SettingsProvider
System.Web.Profile.ProfileProvider
System.Web.Profile.SqlProfileProvider


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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