PagesSection.EnableEventValidation プロパティ
メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。
名前空間: System.Web.Configuration
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文
Dim instance As PagesSection Dim value As Boolean value = instance.EnableEventValidation instance.EnableEventValidation = value
/** @property */ public boolean get_EnableEventValidation () /** @property */ public void set_EnableEventValidation (boolean value)

既定値は true です。Web アプリケーションでイベントの検証を無効にして、.NET Framework Version 1.0 の動作に戻すこともできます。
EnableEventValidation 属性は、イベントの検証を実行する必要があるかどうかを示します。
基本コントロールは、この属性をチェックしてイベントを検証するかどうかを判断します。派生したコントロールはこの基本コントロール属性を継承しないため、既定ではイベントの検証は実行されません。
ただし、派生したコントロールに対してイベントの検証を実行するように ASP.NET に指示することもできます。その場合は、派生したコントロールそのものに EnableEventValidation 属性を追加し、その属性を true に設定します。
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このイベント検証機構により、未承認のポストバック要求およびコールバックが実行されるリスクが排除されます。イベント検証機構では、ポストバック要求時またはコールバック時にコントロール上で発生する可能性がある特定のイベントだけを検証するように指示します。このモデルでは、コントロールは描画時にイベントを登録し、ポストバック処理時またはコールバック処理時にイベントを検証します。ASP.NET では、すべてのイベント ドリブン コントロールが既定でこの機能を使用します。 |
実装時の注意 EnableEventValidation プロパティを定義していない場合、ValidateEvent を明示的に呼び出さない限り、カスタム コントロールはイベントの検証に参加しません。イベントの登録と検証、および ValidateEvent の呼び出しを処理する場合は、コントロールでこの属性を定義する必要はありません。 この属性を定義しているが、イベントの検証に登録していない場合、ランタイム例外 "無効なポストバックまたはコールバック引数です。" が発生します。

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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