Out Of Blueとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Out Of Blueの意味・解説 

Out Of Blue

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/07 13:12 UTC 版)

『Out of Blue』
GOING UNDER GROUNDスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル ビクターエンタテインメント
プロデュース GOING UNDER GROUND
橋口靖正
GOING UNDER GROUND アルバム 年表
ひとりぼっちになる日のために
(2014年)
Out Of Blue
(2016年)
真夏の目撃者
(2017年)
『Out of Blue』収録のシングル
  1. Soul Train
    リリース: 2015年9月18日
  2. the band
    リリース: 2016年5月11日
ミュージックビデオ
「Teenage Last」 - YouTube
「the band」 - YouTube
テンプレートを表示

Out Of Blue』(アウト・オブ・ブルー)は、GOING UNDER GROUNDアルバムビクターエンタテインメントのレーベルColourful Recordsより2016年8月24日発売。

概要

前作から2年5ヶ月ぶりとなる通算14枚目のアルバム。ドラムスの河野丈洋が脱退し3人体制となってから初めて制作され、古巣であるビクターからメジャー作品としてリリースされた。収録されたシングルと同じく橋口靖正との共同プロデュース作品であり、には「これはゴーイングの、2枚目の“ファーストアルバム”である」というキャッチコピーが記載されている。

前作『ひとりぼっちになる日のために』発売後の2015年の河野脱退の際にバンドの存続について残る3人のメンバーで話し合い、解散の案も出た中で、バンドを存続するに至ったこと、また同時に自分たちでも出資していた所属個人事務所を離れての再スタートとなったことから、メンバーは本作を「ゼロからのスタート」「第二のファースト的な作品」として捉えている[1][2]。タイトルの「Out Of Blue」には「青春の終焉」という意味が込められている[3]

DJとしても活動しているボーカルの松本素生は、バンドの楽曲と自身が好む音楽の音楽性の乖離について元々は葛藤があったとし、本作制作の頃から「聴いているレコードと実際にやっている音楽があまり違わなくなってきた感じがあります」と述べている[4]

本作発売後の2016年9月19日から11月2日まで、本作のリリースツアー「GOING UNDER GROUND 『Out Of Blue』 Tour」が全10公演行われた[5]。また、本作に収録されているシングル「the band」の制作から本作の制作までを追ったドキュメンタリーフィルムDVD「the band〜記録と記憶〜」が同リリースツアー会場と特設サイトで発売された[6]

評価

音楽ライターの佐々木美夏は自身のツイッターで、本作について「かつてゴーイングの音楽を支えに思春期を乗り越えて、でもいつの間にか聴かなくなってしまった人」が「『まだやってたんだ?』って気づいて手に取ってくれたらいいなぁと。そういう人たちのためのアルバムでもあるから」とコメントしている[7]

収録曲

全作詞・作曲: 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正)。
# タイトル 作詞 作曲・編曲 時間
1. Teenage Last 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正
2. 天使たち 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正
3. Driffting Drive 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正
4. Anti Hero 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正
5. 45rpm 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正
6. スパイス (Alternative Ver.) 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正
7. out of blue 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正
8. Soul Train 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正
9. 天国の口、終わりの楽園 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正
10. the band 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正 松本素生(#9、作曲: 松本素生、橋口靖正
合計時間:

楽曲解説

  1. Teenage Last
    本作のリードトラック。松本が高校を中退したころに荒川河川敷桶川市)のホンダエアポートの土手に寝転がりながら暇つぶしをしていたときの経験をもとに制作された楽曲[8]。モデル山本由貴出演のMVが制作されている[9]
    テレビ神奈川「MUTOMA」8月度テーマ曲。
  2. 天使たち
  3. Driffting Drive
    25thシングル 「the band」 カップリング曲
  4. Anti Hero
  5. 45rpm
  6. スパイス (Alternative Ver.)
    23thシングル 「ならば青春の光」の収録曲をリアレンジして収録。
  7. out of blue
  8. Soul Train
    24thシングル「もう夢は見ないことにした/Soul train」収録曲。
  9. 天国の口、終わりの楽園
  10. the band
    25thシングル。

参加ミュージシャン

脚注

  1. ^ 【GOING UNDER GROUND】バンドを始めた当時の自分に“どうだ!”って言えるアルバム”. OKMusic (2016年8月20日). 2022年2月7日閲覧。
  2. ^ GOING UNDER GROUND・松本が『FILMS』を語る「ライヴ行けない、CD買ってない―俺はそれで大丈夫だと言いたいんです」”. Mikiki (2018年9月19日). 2022年2月7日閲覧。
  3. ^ GOING UNDER GROUND、“青春の終焉”意味する新アルバム「Out Of Blue」”. 音楽ナタリー (2016年6月11日). 2022年2月7日閲覧。
  4. ^ GOING UNDER GROUNDにデッドエンドはない! 松本素生が告白する、新曲“超新星”に込めた決意と永遠に解けない音楽の魔法”. Mikiki (2017年5月30日). 2022年2月26日閲覧。
  5. ^ GOING UNDER GROUNDのOut Of Blue Tour、ファイナルを観た!”. rockin'on.com (2016年11月2日). 2022年2月7日閲覧。
  6. ^ GOING UNDER GROUND、バンドの記録と記憶をたどるドキュメンタリーDVDを発売”. SPICE エンタメ特化型情報メディアスパイス (2016年8月13日). 2022年2月26日閲覧。
  7. ^ 佐々木美夏 on Twitter” (2016年8月23日). 2022年2月26日閲覧。
  8. ^ 埼玉・桶川。東京で疲弊して、初めて思えた「あぁ、あれが僕の街だ」|文・松本素生(GOING UNDER GROUND)”. suumoタウン (2024年1月14日). 2024年12月13日閲覧。
  9. ^ GOING UNDER GROUND 新アルバム『Out Of Blue』よりモデル・山本由貴出演「Teenage Last」MV公開”. billboard JAPAN (2016年8月4日). 2022年2月7日閲覧。

外部リンク


Out of Blue

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/05 13:49 UTC 版)

「Out of Blue」
岡村靖幸シングル
初出アルバム『yellow
B面 幾千年分のPAIN
リリース
規格 シングル・レコード
ジャンル ファンク
レーベル EPIC・ソニー
作詞・作曲 岡村靖幸
岡村靖幸 シングル 年表
Out of Blue
(1986年)
Check Out Love
(1987年)
テンプレートを表示

Out Of Blue」(アウト・オブ・ブルー)は、岡村靖幸のデビューシングル。1986年12月1日EPIC・ソニーから発売された。

概要

青々しく薄暗い場所で岡村が歌唱し、左上に自身の名前が表示されているMV映像が制作された。発売形態は、7インチレコード(アナログ盤)のみ。B面「幾千年分のPAIN」は、後に発売された『岡村ちゃん大百科』[1]で初CD化。

デビューライブから現在まで、ライブでは必ず演奏される曲。一時期までは、アンコールでの最後の曲(クロージングソング)として披露されていた。

収録曲

全作詞・作曲: 岡村靖幸、全編曲: 岡村靖幸・西平彰
# タイトル 作詞 作曲・編曲
1. 「Out Of Blue」 岡村靖幸 岡村靖幸
2. 「幾千年分のPAIN」 岡村靖幸 岡村靖幸

収録アルバム

曲名 収録アルバム 備考
Out Of Blue yellow
早熟 新録バージョン
OH! ベスト 新録バージョン
『岡村ちゃん大百科』 オリジナルバージョン、シングル『ラブ タンバリン』収録のライブバージョン、共に収録
幾千年分のPAIN 『岡村ちゃん大百科』

脚注

出典

  1. ^ 岡村ちゃん大百科”. HMV&BOOKS online. 2021年5月16日閲覧。

「Out Of Blue」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

Out Of Blueのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Out Of Blueのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのOut Of Blue (改訂履歴)、Out of Blue (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS