Ordet設立後
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「山本寛 (アニメ演出家)」の記事における「Ordet設立後」の解説
2008年、『月刊ニュータイプ』誌上にて大阪市都島区にアニメ制作会社の株式会社Ordet設立を発表。A-1 Picturesが元請制作した『かんなぎ』の監督を務めた。 2010年、映画『私の優しくない先輩』を監督。商業実写作品としては初の監督作となり、同作でTAMA映画賞最優秀新進監督賞を受賞した。同年、Ordet初の元請作品OVA版『ブラック★ロックシューター』の監修を担当。 2011年1月より自身初のオリジナルアニメ『フラクタル』の監督を務めた。8月、ウルトラスーパーピクチャーズ設立に伴ってOrdetはUSPの傘下に入り東京都杉並区に移転、自身はUSPの取締役に就任する。 映像監督のグレゴリー・ルードらの呼びかけに応えて東北震災チャリティプロジェクト「Project blossom」を立ち上げ、ショートアニメ『blossom』の監督を務めた。同作は岩手県大槌町の「菜の花プロジェクト」をモデルとした作品で、シガー・ロス音楽のインターナショナルバージョン と、島本須美出演・鹿野草平音楽のジャパンバージョン が制作され、2012年3月24日の東京国際アニメフェア2012にて初公開された後、協賛企業である学研から雑誌付録として頒布され、ルードらが設立したチャリティー団体Zapuniの第1弾作品として2013年3月11日に配信された。 2013年、ショートアニメ『戦勇。』と『らき☆すた』のスピンオフとなるWEBアニメ『宮河家の空腹』の監督を務める。 2014年に始まった『Wake Up, Girls!』の劇場版およびTVシリーズ(「ZOO」、「新章」を除く)の監督を務める。山本は東日本大震災の後、東北被災3県に題を取った作品を制作しており、宮城県仙台市を舞台とする同作と、岩手県大槌町を舞台とした『blossom』、福島県南相馬市を舞台とした『真夜中のスーパームーン』の3作を「東北三部作」とした。
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