Org-babel
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/04 02:42 UTC 版)
「Org-mode」の記事における「Org-babel」の解説
Org-modeは、編集中の文書にソースコードを挿入する機能を提供する。ソースコードは、ドキュメントのエクスポート時に自動的にエクスポートまたは実行される。このコードによって生成された結果は、結果の出力の中に自動的に取り込まれる。これらの機能は「org-babel」(オーグ・バベル)を形成する。 このソースコードは、再利用可能なスニペットとして構造化でき、論理的な説明のために必要な場所でソースドキュメントに挿入されるため、この機能をコンパイラ/インタプリタに必要な構造から独立させることができる。 org-modeのマークアップ機能と合わせて、この2つの機能は以下のことを可能にする。 文芸的プログラミング : プログラムの機能の説明をコード構造から切り離すことで文芸的プログラミングを実現 再現可能な研究 : 説明、元のデータ、分析、議論、結論を統合した一貫したドキュメントを作成することにより、同じソフトウェアツールを使って誰でも再現可能な研究を実現 2018年11月現在、org-babelは50以上のプログラミング言語やプログラマブルな設備を直接サポートしており、他にも20以上のツールが貢献したパッケージやドライバを介して利用可能である。
※この「Org-babel」の解説は、「Org-mode」の解説の一部です。
「Org-babel」を含む「Org-mode」の記事については、「Org-mode」の概要を参照ください。
- Org-babelのページへのリンク