NPBオールスターゲームへの出場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 13:45 UTC 版)
「原口文仁」の記事における「NPBオールスターゲームへの出場」の解説
2016年のオールスターゲームファン投票では、各球団からのノミネート選手登録時点(4月中旬)でノミネート対象外の育成選手であったため、投票用紙のマークシートに原口の名前が掲載されなかった。原口への投票にはノミネート外選手用の空欄(1名分)に原口の氏名を書き込むか、1人1日1回限定のインターネット投票で選手リストから原口の項目を選ぶ必要があったが、第1回の中間発表(6月1日)時点で得票数がセ・リーグ捕手部門の2位に到達。第2回の中間発表(同月7日)で1位に浮上すると、最終中間発表(同月20日)まで1位の座を維持した。最終発表の得票数で中村悠平(東京ヤクルトスワローズ)に逆転されたため、ファン投票による選出には至らなかったが、ノミネート外選手としては異例の17万4,556票を獲得。結局、チームメイトの藤浪晋太郎・岩貞祐太と共に、監督推薦選手として出場した。 なお、翌2017年のファン投票では、阪神球団からのノミネート選手として一塁手部門に名を連ねた。しかし、得票数で4位にとどまったことなどから、2年連続の出場に至らなかった。 2018年以降は再びノミネートの対象から外れているが、第2戦を甲子園球場で開催した2019年には、ファン投票を通じて再び出場権を得た。大腸がんの手術から短期間で一軍公式戦への出場にこぎ着けたことなどを背景に、前年から復活した「プラスワン投票」(セ・パ両リーグの未選出選手からファン投票を通じて出場選手を両リーグで1名ずつ追加する制度)で、セ・リーグの得票数1位になったことによる。さらに、第1戦の代打本塁打によって、敢闘選手賞を受賞。2試合を通してファンに夢と感動を届けた選手に贈られるマイナビ賞と、オールスターゲームの期間中にTwitter上で最も注目された選手に贈られるTwitter賞も受賞した。ちなみに2019年には、梅野も阪神球団からのノミネートを経て、セ・リーグ捕手部門のファン投票1位選手として出場。第2戦では、「8番・捕手」としてスタメンに起用されると、2回裏の第1打席でソロ本塁打を放った。
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