NPBについての考え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 01:57 UTC 版)
「オレステス・デストラーデ」の記事における「NPBについての考え」の解説
日本で対戦した投手については、「野茂英雄はNPB最高の投手、村田兆治はマウンドからオーラを感じられるほどの生きる伝説」と評している。2人とも変則的な投球フォームに加えてフォークボールを投げるため打ちにくかったという。野茂との対戦成績は79打数12安打、打率.151と非常に悪く、デストラーデ曰く「カッコ悪いスイングで三振して帰ると、森監督から『おい、オレさん。野茂にはノーチャンスだろう。次はオフにしてあげるよ』と笑って言われました」といい、1991年には一軍ヘッドコーチの黒江透修が代打を送ることまで考えた。ただし、コーチの広野功からは「野茂のお尻に集中すればボールを見極められる」とアドバイスされるなどいつも励ましてくれたといい、91年の試合で野茂から場外ホームランを打った時には広野に感謝の気持ちを込めてハグをしたという。また野手については、「ブーマー・ウェルズはNPBの歴代外国人で最高の選手、秋山幸二はMLBのどの球団でも主力として活躍できる」と語っている。 西武では毎試合前に行う長時間のミーティングが苦痛で、聞き流していた。試合時間が長いことや審判の威厳や技術レベルが低い点については他の外国人選手同様に不満を感じていたが、日本のスタイルを尊重しながら自分の持ち味を出すことを心がけたという。川崎球場や藤井寺球場など古い球場も残っており、ロッカールームは悪臭もしたが、落ち着いてコーヒーを飲める場所を確保して打席が回ってくるまで集中力を高めていた。
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