MiG-29K(フルクラムD)系列
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「MiG-29 (航空機)」の記事における「MiG-29K(フルクラムD)系列」の解説
MiG-29Mをベースにした艦上戦闘機型。 詳細は「MiG-29K (航空機)」を参照 MiG-29KVP MiG-29の艦上戦闘機型の実験機。MiG-29 «9.12»のうちの1機を改造して制作された。初飛行は1982年。。MiG-29K «9.31» 9.15規格の艦上戦闘攻撃機型。艦載化のため、脚構造の強化、着艦フックの装備、フラップの拡大、などの改造点が挙げられる。なお、空中給油用の格納型プローブを機首左側に装備し、インテークの蓋・機体上面の補助インテークは廃止されている。試作機が2機製造されたが、選定でSu-27Kに敗れ開発中止。初飛行は1988年。NATOではフルクラムD(Fulcrum-D)と呼んで識別した。 MiG-29KU «9.62» 複座艦上練習機型。教官席はレドーム位置に設けられる予定であった。生産されず。 MiG-29K «9.41» MiG-29M1の艦上戦闘攻撃機型。初飛行は2007年。インド側の要求が大幅に取り入れられており、軽量化や短距離離陸能力の強化、搭載燃料の増加や低RCS塗料の採用が行われている。2008年5月からインド海軍への引渡しが始まることが決定した。MiG-29KR «9.41R» MiG-29K «9.41»のロシア海軍仕様。インド海軍向けのMiG-29K «9.41»をベースに、アビオニクスを全てロシア製に変更している。 MiG-29KUB «9.47» MiG-29M2の艦上練習機型。操縦席配置はMiG-29M2のようなオーソドックスなタンデム方式。インド海軍に採用された。MiG-29KUBR «9.47R» MiG-29KUB «9.47»のロシア海軍仕様。 MiG-29SMTK «9.17K» 9.17規格の艦上戦闘攻撃機型。MiG-29K-2002 MiG-29SMTKに西側装備品搭載能力を追加した輸出型。MiG-29K «9.41»と高い共通性を有する。MiG-29MTKとも呼ばれる。 MiG-29K-2008 MiG-29K-2002の能力向上型。MiG-35と高い共通性を有する。 «9» (試作1号機) MiG-29 «9.12» MiG-29UB «9.51» MiG-29 Var.A «9.12A» MiG-29G MiG-29 スナイパー L-18(MiG-29 Var.B «9.12B») MiG-29N (MiG-29SD) MiG-29AS MiG-29 «9.13» MiG-29S «9.13S» MiG-29SE «9.13SE» MiG-29 «9.14» MiG-29M «9.15» MiG-29OVT MiG-29K «9.31» MiG-29M2 MiG-35D MiG-29K «9.41» MiG-29KUB «9.47» MiG-29SMT «9.17» MiG-29UBT «9.52» MiG-29SMT «9.19»
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