MiG-29M «9.15»
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「MiG-29 (航空機)」の記事における「MiG-29M «9.15»」の解説
9.12規格および9.13規格の後継機として開発された改良型。初飛行は1987年。操縦装置は四重のフライ・バイ・ワイヤ方式が採用され、コックピットの前方にはCRTを使用したグラスコックピットが採用された、IRSTは大型化され、レーダーは、新たに開発されたN010ジュークレーダーを装備。主翼は拡大され、その端後縁に丸みが入り、機体上部のLERX部分に装備されたルーバー型の補助空気取り入れ口は廃止され、機首先端部のピトー管左右に装備されているボルテックス・ジェネレーターを大きい迎角に適した形状に変更した。その他にも、翼下ハードポイントを2ヶ所追加。水平尾翼の形状も変更され、前縁にドッグトゥースが設けられた。新しく設計された新世代機であったが、ソビエト連邦の崩壊後のロシアの財政難により開発中止となった。総合的に、1990年代の戦闘機としては最も優れた能力を持つ機体であったとされている。NATOではフルクラムE(Fulcrum-E)と呼んで識別した。試作機は飛行試験用の6機と非飛行試験用の2機が生産された。
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