MZ-80Kシリーズのカラー対応後継機とは? わかりやすく解説

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MZ-80Kシリーズのカラー対応後継機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/06 12:51 UTC 版)

MZ-700」の記事における「MZ-80Kシリーズのカラー対応後継機」の解説

CPUクロック周波数は2MHzから3.579545MHzに高速化された。 従来単色であった表示はアトリビュートエリアが追加され文字色、背景色を1文字毎に任意の8色から指定することが可能になった。また、キャラクタジェネレータが拡張されアルファベット小文字ひらがな他、いくつかの記号追加・変更された。アルファベット大文字およびカタカナのディスプレイコードに対してアトリビュートの第7ビットを1にすると、アルファベット小文字カナひらがなに切り替わって表示されるRAMは64Kバイトフル実装となったこれに伴いROMテキストVRAMメモリマップドI/O重なアドレスにはバンク切り換え適用しMZ-80Kシリーズとのハードウェア互換性保っている。新設されモニタ1Z-009Aはカラー表示や新配列キーボードサポートし、メモリエディットを可能にするなどの機能強化行いながらも主要なルーチンのエントリアドレスはMZ-80KシリーズモニタSP-1002に合わせており、従来ソフトウェア多く変更なしで動作可能である。同社別系統MZ-2000前身機種との互換性BASICレベルとどめて機能拡張したのに対し、ハードウェア・ソフトウェアともにMZ-80Kシリーズとの互換性気を配った設計になっている。 これらの工夫により多くソフトウェアそのまま従来機種から引き継ぐことが可能であったが、未公開サブルーチン使用したプログラムCPUクロックキーボード配列強く依存するゲーム等では修正要するものもあった。そういった場合でも、該当領域バンク切り替えになっているため、モニタ部分メモリ空間RAM割り当ててSP-1002を読み込み、キーレイアウトを変更するなどのパッチ当てて動作させることも可能であった本体添付されていたデモプログラムには、チェッカ(市松模様)のキャラクタ使用して擬似的中間色を出すもの等、その後の展開につながるものも含まれMZ-80K由来豊富なキャラクタ群もゲーム画面構成する事などに役立った

※この「MZ-80Kシリーズのカラー対応後継機」の解説は、「MZ-700」の解説の一部です。
「MZ-80Kシリーズのカラー対応後継機」を含む「MZ-700」の記事については、「MZ-700」の概要を参照ください。

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