M2M等専用020番号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 04:43 UTC 版)
「電話番号逼迫対策」の記事における「M2M等専用020番号」の解説
2017年1月1日から、第一種指定電気通信設備との間で呼の接続を行わないM2M等専用として、電波法に基づく基地局の無線局免許を有する移動体通信事業者に、020帯(ポケベル〔発信者付加課金用〕で使われている0204を除く)を国番号を付加した8120-CDEF-GHJK(Cコードは1~3,5~9)の12桁で指定した。2022年度に、指定可能な番号が枯渇する見込みとなったため、0200帯を国番号を付加した81200-DEFGH-JKLMNで、準備が出来たサービスから指定開始し、2021年末までに020/090/080/070帯の11桁番号のM2M用途の新規割り当を抑制し、対応機器への更改等で14桁番号へ移行し、利用者がいなくなった指定済み11桁番号帯を総務省へ返納することとなった。 M2M等専用番号の対象とするサービスの範囲は、パケットのみ、パケット+利用者間で送受信を行わないSMS、のいずれかである。これは、ユニバーサルサービス基金・番号ポータビリティ・緊急通報用電話番号発信・第一種指定電気通信設備との相互接続の義務の対象とせず、音声通話の品質は、指定要件としない。また、パケット+SMS+利用者が番号を認識できずかつ第一種指定電気通信設備との間で呼の接続を行わない通話は、実例がなく今後も提供の予定がないため削除されることとなった。 090/080/070 番号の指定は、人が操作等を行う使用数の増加に限定し、消費を抑制する。また、2011年にeコールサービス停止に伴う空いた060、かつて使用していた030・040は、将来の新サービス等向けに留保する
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