LockFlags 列挙体

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

LockFlags 列挙体

実行するロックの種類を定義します。

この列挙体には、メンバ値のビットごとの組み合わせを可能にする FlagsAttribute 属性が含まれています。

名前空間: Microsoft.WindowsMobile.DirectX.Direct3D
アセンブリ: Microsoft.WindowsMobile.DirectX (microsoft.windowsmobile.directx.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

<FlagsAttribute> _
Public Enumeration LockFlags

Visual Basic (使用法)

Dim instance As LockFlags

C#

[FlagsAttribute] 
public enum LockFlags

C++

[FlagsAttribute] 
public enum class LockFlags

J#

/** @attribute FlagsAttribute() */ 
public enum LockFlags

JScript

FlagsAttribute 
public enum LockFlags

メンバ

	メンバ名	説明
	Discard	アプリケーションは、書き込み専用処理を使用して、ロックされる領域内のすべての場所を上書きします。これは、動的テクスチャ、動的頂点バッファ、および動的インデックス バッファを使用するときに有効なオプションです。   頂点バッファとインデックス バッファの場合、アプリケーションはバッファ全体を破棄します。直接メモリ アクセス (DMA: direct memory access) と以前の領域からのレンダリングが停止しないように、新しいメモリ領域へのポインタが返されます。テクスチャの場合、アプリケーションは書き込み専用処理を使用して、ロックされる領域内のすべての場所を上書きします。
	NoDirtyUpdate	既定では、リソースのロックにより、そのリソースにダーティ領域が追加されます。このフラグを使用すると、リソースのダーティ状態が変更されるのを防ぐことができます。アプリケーションがロック処理の間に変更される領域セットについての追加情報を持っている場合は、アプリケーションでこのフラグを使用する必要があります。
	None	アプリケーションはバッファに対する読み取りと書き込みを実行できます。
	NoOverwrite	アプリケーションは頂点バッファおよびインデックス バッファ内のデータを上書きしないことを保証されます。このフラグを指定すると、ドライバはすぐに戻り、この頂点バッファを使用してレンダリングを続行できます。このフラグを使用しない場合、ドライバは、ロックから戻る前にレンダリングを終了する必要があります。
	ReadOnly	アプリケーションはバッファへの書き込みを行いません。このフラグにより、ネイティブでない形式で格納されているリソースは、ロック解除時に再圧縮ステップを省略できます。

プラットフォーム

Windows CE, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Compact Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
Microsoft.WindowsMobile.DirectX.Direct3D 名前空間
その他の技術情報
Mobile Direct3D プログラミング