コハゲコウとは? わかりやすく解説

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コハゲコウ

(Leptoptilos javanicus から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/01 17:15 UTC 版)

コハゲコウ
コハゲコウ Leptoptilos javanicus
保全状況評価
VULNERABLE
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: コウノトリ目 Ciconiiformes
: コウノトリ科 Ciconiidae
: ハゲコウ属 Leptoptilos
: コハゲコウ L. javanicus
学名
Leptoptilos javanicus
(Horsfield, 1821)
和名
コハゲコウ
英名
Lesser adjutant

コハゲコウ(小禿鸛、Leptoptilos javanicus)は、コウノトリ目コウノトリ科ハゲコウ属に分類される鳥類

分布

インドインドネシアカンボジアスリランカタイネパールバングラデシュブルネイマレーシアミャンマー(絶滅?)、ラオス

絶滅した分布域

中華人民共和国

形態

全長115cm。上面は緑色の光沢がある黒、下面が白い羽毛で被われる。頸部基部は襟巻き状の羽毛で被われない。

頭部から頸部にかけて羽毛がまばらで、オレンジ色の皮膚が露出する。嘴峰長28.3cm。嘴はやや上方へ反り上がる。嘴の色彩は黄色で、不規則な褐色の斑紋が入る。喉や頸部の下には袋状の皮膚(喉嚢、頸嚢)がない。後肢の色彩は黄褐色や黒。

生態

森林内にある河川湿原マングローブ林、干潟などに生息し、草原や農耕地に生息することもある。

食性は動物食で、魚類両生類爬虫類貝類などを食べる。

繁殖形態は卵生。小規模な集団繁殖地(コロニー)を形成する。森林内にある大木の樹上に木の枝を組み合わせた巣を作り、卵を産む。

人間との関係

開発による生息地の破壊、狩猟などにより生息数は激減している。1996年における生息数は7,000羽以下と推定されている。

関連項目

参考文献

  • 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ4 インド、インドシナ』、講談社2000年、79、167頁。

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