クロスキハシコウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/27 20:30 UTC 版)
クロスキハシコウ | ||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ![]() |
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Anastomus lamelligerus | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
クロスキハシコウ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
AAfrican Openbill |
クロスキハシコウ(黒隙嘴鸛、学名:Anastomus lamelligerus)は、コウノトリ目コウノトリ科に分類される鳥類の一種である。別名クロスキバシコウ。
分布
サハラ以南のアフリカ全域、マダガスカルに分布する。
形態
全長約92cm。体全体が緑紫色の光沢のある黒色である。嘴は暗い灰褐色、脚は黒色である。
幼鳥は全身が褐色がかっていて、頭から頸にかけてが白い羽毛が混じる。
本種を含めたスキハシコウ属の種は嘴の上下に隙間があいており、和名の「スキハシコウ」の由来となっている。
生態
河川、湖沼や、湿地などに生息する。
主に、タニシやドブガイなどの貝類を食べる。蓋と貝殻や貝殻同士の隙間に下嘴を突っ込み、中身を取り出して食べる。カエルや昆虫類などの小動物型を食べることもある。
水辺の木の上やアシ原に、小規模のコロニーを形成して繁殖する。1腹2-5個の卵を産む。
亜種
以下の2亜種に分類される。
- Anastomus lamelligerus lamelligerus クロスキハシコウ
- Anastomus lamelligerus madagascariensis マダガスカルスキハシコウ
参考文献
- 『世界の動物|分類と飼育 コウノトリ目+フラミンゴ目』、財団法人東京動物園協会、1985年、52頁
固有名詞の分類
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