JMS 3V-58【JMS 3V-58】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8117号 |
登録年月日 | 2000年 3月 30日 | |
農林水産植物の種類 | しいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | JMS 3V-58 よみ:JMS 3V-58 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 森産業株式会社 | |
品種登録者の住所 | 群馬県桐生市西久方町一丁目2番23号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 米倉久美子、宇佐美英企、福井陸夫、宇野木悟、木村豊成 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「JMS 6V-1」に出願者の保存菌株を交配し育成されたものであり,やや大葉,中肉の不時栽培向き中温性品種である。菌さんの形は平面が円形,側面が凸形,大きさはやや大,色は褐色,菌さんの厚さは中,肉質はかなり硬である。りん皮の付着部位は周縁,大きさは中,色は無である。菌しゅうの形は1型,色は白色,並び方は正常,幅は狭,密度は密である。菌柄の形は1型,長さは中,菌さんの直径と菌柄の長さとの比率は1.0~1.4,太さは太,色は有,毛の多少及び毛の色は有である。子実体の発生時期(不時栽培)は周年,発生温度は中温である。乾物率は15~19%,子実体1個当たりの平均乾重は4.0~4.4g,収量性は多である。「JMS 6V-1」と比較して,菌さんの肉質が硬いこと,菌柄が太いこと,菌柄の肉質が硬いこと,平均乾重が重いこと等,「JMS 7V-7」と比較して,菌柄が長いこと,菌柄が太いこと,菌柄の肉質が硬いこと,平均乾重が重いこと等で区別性が認められる。なお,「JMS 6V-1」,「JMS 7V-7」,「1303C」等との対峙培養において明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成3年に出願者の施設(栃木県宇都宮市)において,「JMS 6V-1」に出願者の保存菌株を交配し,その菌株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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