IDataObject.DAdvise

.NET Framework クラス ライブラリ リファレンス

IDataObject.DAdvise メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

IDataObject インターフェイスを実装するデータ オブジェクトと呼び出し元オブジェクトとの間の通知接続を作成し、データ オブジェクトのデータの変更通知を呼び出し元が受け取るようにします。

名前空間: Microsoft.Aspnet.Snapin
アセンブリ: AspNetMMCExt (aspnetmmcext.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Function DAdvise ( _
    a As IntPtr, _
    b As Integer, _
    c As IntPtr, _
    ByRef d As Integer _
) As Integer

Visual Basic (使用法)

Dim instance As IDataObject
Dim a As IntPtr
Dim b As Integer
Dim c As IntPtr
Dim d As Integer
Dim returnValue As Integer

returnValue = instance.DAdvise(a, b, c, d)

C#

int DAdvise (
    IntPtr a,
    int b,
    IntPtr c,
    ref int d
)

C++

int DAdvise (
    IntPtr a, 
    int b, 
    IntPtr c, 
    int% d
)

J#

int DAdvise (
    IntPtr a, 
    int b, 
    IntPtr c, 
    /** @ref */ int d
)

JScript

JScript では、値型の引数は参照渡しされません。

パラメータ

a

通知の形式、メディア、および対象デバイスを定義する FORMATETC へのポインタ。

b

要求された接続の動作を指定する ADVF 値。

c

呼び出し元オブジェクトの IAdviseSink へのポインタ。

d

DAdvise メソッドのこの呼び出しで設定される接続へのポインタ。

戻り値
DAdvise メソッドは、標準の戻り値である E_INVALIDARG、E_UNEXPECTED、および E_OUTOFMEMORY をサポートすると同時に、次の戻り値もサポートしています。

戻り値	説明
S_OK	DAdvise メソッドで接続が正常に作成されました。
E_NOTIMPL	データ オブジェクトは DAdvise メソッドを実装していません。
DV_E_LINDEX	lindex が有効ではありません。
DV_E_FORMATETC	データ ポインタ値が無効です。
OLE_E_ADVISENOTSUPPORTED	オブジェクトは、変更通知をサポートしていません。

解説

IDataObject インターフェイスを使用したプログラミングおよび Microsoft 管理コンソール (MMC) の詳細については、MSDN ライブラリにある『MMC Programmer's Guide』を参照してください。

.NET Framework のセキュリティ

• 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「」を参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
IDataObject インターフェイス
IDataObject メンバ
Microsoft.Aspnet.Snapin 名前空間

IDataObject.DAdvise メソッド

このメソッドは、.NET Framework インフラストラクチャをサポートします。独自に作成したコードから直接使用するためのものではありません。

名前空間: Microsoft.CLRAdmin
アセンブリ: mscorcfg (mscorcfg.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Function DAdvise ( _
    a As IntPtr, _
    b As UInteger, _
    c As IntPtr, _
    ByRef d As UInteger _
) As Integer

Visual Basic (使用法)

Dim instance As IDataObject
Dim a As IntPtr
Dim b As UInteger
Dim c As IntPtr
Dim d As UInteger
Dim value As Integer

value = instance.DAdvise(a, b, c, d)

C#

int DAdvise (
    IntPtr a,
    uint b,
    IntPtr c,
    ref uint d
)

C++

int DAdvise (
    IntPtr a, 
    unsigned int b, 
    IntPtr c, 
    unsigned int% d
)

J#

int DAdvise (
    IntPtr a, 
    UInt32 b, 
    IntPtr c, 
    /** @ref */ UInt32 d
)

JScript

JScript では、値型の引数は参照渡しされません。

パラメータ

a

b

c

d

.NET Framework のセキュリティ

• 直前の呼び出し元に対する完全な信頼。このメンバは、部分的に信頼されているコードから使用することはできません。詳細については、「」を参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 1.1、1.0

参照

関連項目
IDataObject インターフェイス
IDataObject メンバ
Microsoft.CLRAdmin 名前空間

IDataObject.DAdvise メソッド

メモ : このメソッドは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

データ オブジェクトとアドバイズ シンク間の接続を作成します。このメソッドは、アドバイズ シンクをサポートするオブジェクトによって呼び出され、オブジェクトのデータの変更をアドバイズ シンクに通知できるようにします。

名前空間: System.Runtime.InteropServices.ComTypes
アセンブリ: System (system.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Function DAdvise ( _
    <InAttribute> ByRef pFormatetc As
 FORMATETC, _
    advf As ADVF, _
    adviseSink As IAdviseSink, _
    <OutAttribute> ByRef connection As
 Integer _
) As Integer

Visual Basic (使用法)

Dim instance As IDataObject
Dim pFormatetc As FORMATETC
Dim advf As ADVF
Dim adviseSink As IAdviseSink
Dim connection As Integer
Dim returnValue As Integer

returnValue = instance.DAdvise(pFormatetc, advf, adviseSink, connection)

C#

int DAdvise (
    [InAttribute] ref FORMATETC pFormatetc,
    ADVF advf,
    IAdviseSink adviseSink,
    out int connection
)

C++

int DAdvise (
    [InAttribute] FORMATETC% pFormatetc, 
    ADVF advf, 
    IAdviseSink^ adviseSink, 
    [OutAttribute] int% connection
)

J#

int DAdvise (
    /** @attribute InAttribute() */ /** @ref */ FORMATETC pFormatetc, 
    ADVF advf, 
    IAdviseSink adviseSink, 
    /** @attribute OutAttribute() */ /** @ref */ int connection
)

JScript

JScript では、値型の引数は参照渡しされません。

パラメータ

pFormatetc

今後の通知のために使用される形式、対象デバイス、特性、およびメディアを定義する FORMATETC 構造体 (参照渡し)。

advf

アドバイザリ コネクションの制御用フラグのグループを指定する ADVF 値の 1 つ。

adviseSink

変更通知を受信するアドバイズ シンク上の IAdviseSink インターフェイスへのポインタ。

connection

このメソッドから制御が戻るときに、この接続を識別する DWORD トークンへのポインタを格納します。このトークンを後で DUnadvise に渡して、アドバイザリ コネクションを削除できます。この値が 0 の場合、接続は確立されていません。このパラメータは初期化せずに渡されます。

戻り値
このメソッドは、標準の戻り値である E_INVALIDARG、E_UNEXPECTED、および E_OUTOFMEMORY をサポートすると同時に、次の値もサポートしています。

値	説明
S_OK	アドバイザリ コネクションが作成されました。
E_NOTIMPL	このメソッドは、データ オブジェクトには実装されていません。
DV_E_LINDEX	lindex に無効な値があります。現在は -1 だけがサポートされています。
DV_E_FORMATETC	pFormatetc パラメータに無効な値があります。
OLE_E_ADVISENOTSUPPORTED	データ オブジェクトは、変更通知をサポートしていません。

解説

IDataObject::DAdvise の詳細については、MSDN ライブラリを参照してください。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
IDataObject インターフェイス
IDataObject メンバ
System.Runtime.InteropServices.ComTypes 名前空間