Flight Simulator X
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「Microsoft Flight Simulator」の記事における「Flight Simulator X」の解説
詳細は「Microsoft Flight Simulator X」を参照 オブジェクトの自動生成機能がより一層細かくなり、船や車、木などが表示される。DirectX10対応タイトルとして開発が進められていることもあり描画が大幅に改善された。このバージョンよりWindows Vistaの動作保証が付いた。 英語版では「Deluxe Edition」と「Standard Edition」の2種類が発売されており、「Deluxe Edition」には「Standard Edition」に収録されていない機体やソフトウェア開発キットなどが含まれている。なお、日本では日本語版オリジナルの1種類のみが発売されている。 日本版では50以上用意される「ミッション」の音声の吹替に、総計31名の豪華声優陣を起用する。また、ATCについては日本版オリジナルで、いわゆる「日本人英語」が再現される。こちらは、実際の管制官・航空運航関係者が起用され、よりリアルな飛行環境の提供がなされた。また、機体データや地形データがより現実に近くなった。 なお細かい所では、2004まで上昇可能高度が100,000ft迄であったが、このバージョンでは1,000,000ftとなっている(なおこれによりシェアアドオンメーカー「CaptainSim」ではスペースシャトル(オービタ)のアドオンをリリースしている)。 英語版については2006年10月17日に、日本語版は2007年1月26日にそれぞれ発売された。 ちなみにFlight Simulator Xを快適に動作させるにはPentium D 3.2GHz以上のプロセッサ、DirectX10対応アッパーミドルレンジ並(Geforce8600GTS RadeonHD 2600XT)、2GB以上のメモリーなど、推奨動作環境以上の性能を持つパソコンが必要。 また、マイクロソフトから発売される、初めての拡張パック『Microsoft Flight Simulator X: 栄光の翼』が2007年12月14日に発売された。 開発チームの解散によって、長らくMSFSシリーズの事実上の最終作とされてきたが、新たにゲーム会社のAsobo Studioが新作の開発に着手し、14年ぶりに2020年版のフライトシミュレーターがリリースされた。
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