Fダクト
Fダクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/02 01:48 UTC 版)
「マクラーレン・MP4-25」の記事における「Fダクト」の解説
詳細は「Fダクト」を参照 MP4-25にはFダクトというシステムが搭載されている。これはコックピット前方にある吸気口から空気を取り入れ、その空気をコックピット、シャークフィンの経路で設けられたダクトを通し、中空構造のリアウイング裏面に開けられたスリットから吐き出しリアウイングをストールさせることで、ドラッグを減らし直線スピードを向上させるものである。可変フラップの代わりを担うものである。 Fダクトのオン・オフはコックピット内でドライバーが任意に行う。前述のダクトはコックピット内の箇所に穴が開けられており、オフの状態ではモノコック上部の開口部から入った空気はその穴からコックピットに吹き出すようになっている。しかし、ドライバーが膝または肘でその穴を塞ぐことで一連のダクトが完成してオンの状態となり、空気がシャークフィン内部を通りリアウイングに向かう。
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