グーセンス
1893年5月26日生、1962年6月13日没
ロンドンで生まれる。ブリュージュ音楽学校で学んだ後、1904年から1906年にリヴァプール音楽大学に進み、さらに1907年から1912年は王立音楽大学でチャールズ・スタンフォードに師事する。クィーンズ・ホール・オーケストラにてヴァイオリニストとして短期間活動したあと、指揮に転向。管弦楽曲とオペラを指揮し、トーマス・ビーチャムの助手を務め、ロチェスター・フィルハーモニー管弦楽団、ミネアポリス交響楽団、セントルイス交響楽団等を指揮するようになる。1931年から1946年はシンシナティ交響楽団の指揮者となる。
1946年、グーセンスはABCの客員指揮者としてオーストラリアを訪れる。翌1947年にはシドニー交響楽団の主席指揮者とニューサウスウェールズ州音楽学校校長の役職を得ることとなる。この二つの役職を兼任中、グーセンスはオーケストラと音楽学校それぞれの水準を高めることに尽力した(彼の在任は当初3年間だけの予定であったが、1956年まで続いた)。
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