ELIMINATOR400 / ELIMINATOR500 / ELIMINATOR600
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/16 13:50 UTC 版)
「カワサキ・エリミネーター」の記事における「ELIMINATOR400 / ELIMINATOR500 / ELIMINATOR600」の解説
ELIMINATOR400は1986年に発売された。車体デザインは上位車種を踏襲したものとなっており、エンジンはGPZ400Rに搭載される「ZX400DE」を流用したZL400AE型。 このミドルクラスの最大の特徴としては、900と750ではテールランプの上にセットされていたナンバープレートが下部へ移行している点が挙げられる。初期型ではまず、注文生産というかたちでエリミネーター400パーソナルバージョンを送り込んだ。そして需要が見込めることが分かると異なる2タイプの仕様に分けた。 1988年にはモデルチェンジが行われ、キャストホイールとビキニカウルを装着したドラッグ仕様のSEと、旧モデルをスポークホイールに換装してメッキパーツを採用したレトロ仕様のLXの2タイプに分かれた(通常モデルは廃止)。一般的にエリミネーターといえば、この時発売されたSEのイメージが一番強いとされている[誰によって?]。 1993年にはモデルチェンジと共に仕様統合が行われ、単一グレードとしてスポークホイール仕様のZL400Dが登場したが、これが400ccクラスの最終タイプとなった。 なおZL400をベースとして排気量を拡大した日本国外向けの輸出専用モデル「エリミネーター500」(おもに欧州一般向け)や「エリミネーター600」(おもに北米向け)も存在する。 ELIMINATOR400仕様沿革 ZL400-A1 / ZL400-A1A(1986年)車体色:エボニー(A1)、ルミナスレッド(A1)、パールコスミックグレー(A1A) ZL400-A2(1987年) ZL400-D1(1994年)車体色:エボニー、パールキャンディイエロー×メタリックブルーバイオレット ZL400-D2(1995年)車体色:エボニー ELIMINATOR400SE仕様沿革 ZL400-B1(1988年)車体色:エボニー×パールコスミックグレー ZL400-B2(1989年)車体色:エボニー ZL400-B3(1990年)車体色:エボニー ELIMINATOR400LX仕様沿革 ZL400-C1(1988年)車体色:ルミナスウィンザーグリーン×パールセラミックホワイト、ルミナスリベラルレッド×パールセラミックホワイト ZL400-C2(1989年)車体色:コスミックスプレンダーレッド×キャンディワインレッド ZL400-C3(1990年)車体色:コスミックスプレンダーレッド×キャンディワインレッド ELIMINATOR600仕様沿革 ZL600-A1(1986年) ZL600-A2(1987年) ZL600-B1(1995年) ZL600-B2(1996年) ZL600-B3(1997年) ELIMINATOR500仕様沿革 ZL500-A1(1986年)
※この「ELIMINATOR400 / ELIMINATOR500 / ELIMINATOR600」の解説は、「カワサキ・エリミネーター」の解説の一部です。
「ELIMINATOR400 / ELIMINATOR500 / ELIMINATOR600」を含む「カワサキ・エリミネーター」の記事については、「カワサキ・エリミネーター」の概要を参照ください。
- ELIMINATOR400 / ELIMINATOR500 / ELIMINATOR600のページへのリンク