ディスクユーティリティとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ディスクユーティリティの意味・解説 

ディスクユーティリティ

(Disk Utility から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/26 08:43 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ディスクユーティリティ: Disk Utility)は、コンピュータにおいて以下の2つの意味がある。

  1. 磁気ディスク装置ハードディスクドライブ)に関するユーティリティソフトウェアの総称。
  2. 上記1の機能を持つmacOS標準のAppleソフトウェアの名称。以下、本項ではこちらを解説する

ディスクユーティリティ
開発元 Apple
最新版
13 (606)
対応OS macOS
種別 ユーティリティソフトウェア
公式サイト http://www.apple.com/jp/macosx/
テンプレートを表示

概要

ディスクユーティリティ (Disk Utility.app) は macOSに標準で付属するユーティリティソフトウェアのひとつで、Macがマウントしているディスクの管理及び検証・修復が行える。従来のMac OSに提供されていたユーティリティ「Disk First Aid (en:Disk First Aid)」と「ドライブ設定 (en:Drive Setup)」を統合したアプリケーション。ハードディスクドライブに聴診器が当てられている画像がアイコンに採用されている。

macOS独自のディスク管理用コマンドであるdiskutil[1][2]やhdiutil[3], asr[4]などのラッパー[5]であり、ディスクのフォーマットやコピー、ディスクイメージの作成、CD書き込みなど記憶装置に関するタスクを行うことが可能。また、Mac OS X v10.5以降に付属するディスクユーティリティでは、GUIDパーティションテーブルのハードディスクドライブについて、内容を消去する事なくパーティションを分割する事ができるようになった。

ディスクユーティリティは、macOSのユーティリティフォルダに格納されている他、Install DVD[6]Mac OS X v10.6まで)又はRecovery HD[7]Mac OS X Lion以降)から起動させることもできる。

主な機能

バージョン12.1.1における主な機能は以下のとおり。

First Aid
パーティション
  • ディスクのパーティションの設定。
ディスクの消去・複製・復元
  • ディスク又はボリュームの消去が可能。最大で、アメリカ国防総省(DoD)5220-22-M規格に準拠するゼロデータの7回書き込みができる。
  • ディスク(ディスクイメージを含む)又はボリュームを丸ごとコピーし、指定先のディスク又はボリュームに復元できる(バックアップコピー)。
RAID・NFSの設定
  • 内蔵のディスクと外付けのディスクで、RAIDセット(ストライピング・ミラーリング・スパニング及びその組み合わせ)を作成。
  • NFSのマウント、及びNFSサーバで共有されるフォルダの自動マウント。
ディスクイメージの作成
その他

脚注

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ディスクユーティリティ」の関連用語

ディスクユーティリティのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ディスクユーティリティのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのディスクユーティリティ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS