DevOpsとアーキテクチャ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/27 14:07 UTC 版)
「DevOps」の記事における「DevOpsとアーキテクチャ」の解説
DevOpsは文化的な移行と(開発、運用、テストの部門間の)協力の概念であることから、単独での「DevOpsツール」というようなものはなく、複数のツールで構成される「DevOpsツールチェーン」となる。DevOpsツールは、主にソフトウェア開発とデリバリー・プロセスの側面を有しており、一般的には1つ以上のカテゴリに分類される。 コード : コードの開発とレビュー、バージョン管理ツール、コードのマージ ビルド : 継続的インテグレーションのツール、ビルドステータス テスト : パフォーマンスを決定するためのテストと結果 パッケージ : 案件リポジトリ、アプリの展開前ステージング リリース : 変更管理、リリース承認、リリース自動化 コンフィギュレーション : インフラストラクチャの設定と管理、インフラストラクチャとしてのコードのツール モニター : アプリの性能監視、エンドユーザーエクスペリエンス 利用可能なツールは多数あるが、会社・組織でDevOpsツールチェーンを利用するには、カテゴリの特定が必要となる。その基本的なツールを特定する方法は既存の文献で探すことができる。DevOpsの実現には構成管理ツールであるDocker(コンテナリゼーション)、Jenkins(継続的インテグレーション )、Puppet(インフラストラクチャとしてのコード)、またはVagrant(仮想化プラットフォーム)などが用いられることもあり、DevOpsツールの検討で頻繁に参照される。DevOpsという語句からこうしたツールがイメージされることもある。
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DevOpsとアーキテクチャ
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DevOpsを効果的に実践するためには、ソフトウェア・アプリケーションはアーキテクチャ上重大な要求(ASR)と呼ばれている要求を満たす必要がある。展開性、修正可能性、テスト容易性、と監視性などASRは高い優先度を必要とする基本的には、どのようなアーキテクチャ・スタイルでも、DevOpsを実践することは可能である。しかし、展開されるシステムを構築する場合のマイクロ・サービスのアーキテクチャ・スタイルが標準になりつつある。各サービスのサイズが小さいため扱いやすくなり、そして、継続的な編集を通じて、各サービスのアーキテクチャが見えるようになる。そのため、大きな初期設計が不要となり、ソフトウェアを早期に継続的にリリースすることができる。
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