DataGridViewColumn.AutoSizeMode プロパティとは何？わかりやすく解説 Weblio辞書

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DataGridViewColumn.AutoSizeMode プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

列の幅を自動的に調整するときに使用するモードを取得または設定します。

名前空間: System.Windows.Forms
アセンブリ: System.Windows.Forms (system.windows.forms.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Property AutoSizeMode As
 DataGridViewAutoSizeColumnMode

Visual Basic (使用法)

Dim instance As DataGridViewColumn
Dim value As DataGridViewAutoSizeColumnMode

value = instance.AutoSizeMode

instance.AutoSizeMode = value

public DataGridViewAutoSizeColumnMode AutoSizeMode { get;
 set; }

C++

public:
property DataGridViewAutoSizeColumnMode AutoSizeMode {
    DataGridViewAutoSizeColumnMode get ();
    void set (DataGridViewAutoSizeColumnMode
 value);
}

/** @property */
public DataGridViewAutoSizeColumnMode get_AutoSizeMode ()

/** @property */
public void set_AutoSizeMode (DataGridViewAutoSizeColumnMode
 value)

JScript

public function get AutoSizeMode
 () : DataGridViewAutoSizeColumnMode

public function set AutoSizeMode
 (value : DataGridViewAutoSizeColumnMode)

プロパティ値
列がその幅を自動的に調整するかどうか、および適切な幅を決定する方法を決定する DataGridViewAutoSizeColumnMode 値。既定値は NotSet です。

例外

例外の種類	条件
InvalidEnumArgumentException	このプロパティの設定時に指定された値が、有効な DataGridViewAutoSizeColumnMode 値ではありません。
InvalidOperationException	このプロパティの設定時に指定された値では、列ヘッダーが非表示のときに、表示される列の InheritedAutoSizeMode 値が ColumnHeader になります。またはこのプロパティの設定時に指定された値では、固定された表示列の InheritedAutoSizeMode 値が Fill になります。

例外の種類

条件

InvalidEnumArgumentException

このプロパティの設定時に指定された値が、有効な DataGridViewAutoSizeColumnMode 値ではありません。

InvalidOperationException

このプロパティの設定時に指定された値では、列ヘッダーが非表示のときに、表示される列の InheritedAutoSizeMode 値が ColumnHeader になります。

または

このプロパティの設定時に指定された値では、固定された表示列の InheritedAutoSizeMode 値が Fill になります。

解説

列の自動サイズ設定動作は、InheritedAutoSizeMode プロパティの値によって決定されます。これは、値が代わりに DataGridView.AutoSizeColumnsMode プロパティから継承されることを示す NotSet を除いて、すべての値について AutoSizeMode プロパティの値と同じです。

InheritedAutoSizeMode プロパティの値が Fill の場合、そのモードの他の列と共に列のサイズが再設定されます。コントロール内のすべての塗りつぶしモードの列は、FillWeight プロパティ値で決定される比率で、利用可能な領域を分割します。塗りつぶしモードに使用できる幅は、コントロールのクライアント領域の幅からその他のすべての列の幅を減算して決定されます。この幅が塗りつぶしモードのすべての列の MinimumWidth を合わせた値よりも小さい場合は、水平スクロールバーが表示され、塗りつぶしモードのすべての列が最小幅で表示されて、ユーザーによるサイズ変更が無効になります。列の塗りつぶしモードの詳細については、「Windows フォーム DataGridView コントロールの列フィルモード」を参照してください。

InheritedAutoSizeMode プロパティを None 以外の他の値に設定すると、クリッピングせずにセルの値が完全に表示されるように、列の幅が管理されます。内容に基づくサイズ変更モードでは、セルの内容が変更されるか、WrapMode が有効な場合は行の高さが変更されるたびに、サイズ調整が発生します。内容に基づくサイズ変更モードによっては、パフォーマンスを向上させるために、サイズ調整を現在表示されている行だけに制限できます。

Visible プロパティ値が true の列だけが自動的にサイズ変更され、列の表示状態を変更してもサイズは変更されません。また、列が自動的にサイズ変更されるように設定されている場合、ユーザーはマウスを使用して列幅を調整することはできません。

列の幅をプログラムによって調整するには、DataGridView コントロールの AutoResizeColumn メソッドまたは AutoResizeColumns メソッドを使用するか、列の Width プロパティを設定します。

内容に基づく自動サイズ変更の詳細については、「Windows フォーム DataGridView コントロールのサイズ変更オプション」を参照してください。

使用例

列の幅がその内容に合わせて自動的にサイズ変更されるようにするコード例を次に示します。このコード例は、DataGridViewColumn クラスのトピックで取り上げているコード例の一部分です。

Visual Basic

' AutoSize the third column.
Private Sub Button6_Click(ByVal
 sender As Object, _
    ByVal e As System.EventArgs) Handles
 Button6.Click

    Dim column As DataGridViewColumn = dataGridView.Columns(2)
    column.AutoSizeMode = DataGridViewAutoSizeColumnMode.DisplayedCells
End Sub

// AutoSize the third column.
private void Button6_Click(object sender,
    System.EventArgs e)
{
    DataGridViewColumn column = dataGridView.Columns[2];
    column.AutoSizeMode = DataGridViewAutoSizeColumnMode.DisplayedCells;
}

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition