D1 - D3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 09:34 UTC 版)
「カワサキ・GPZ400R」の記事における「D1 - D3」の解説
最も大量に生産されたタイプで、アンチノーズダイブ機構(AVDS)はブレーキラインから分岐した油圧プランジャによるもの、オートマチック・バリアブル・ダンピングシステム機構(AVDS)は積層バルブによるものである。 D1はプラグホール付近に水が溜まりやすく雨天時に失火しやすかったが、D2以降は対策された。 機能的にはほぼ同一でカラーが異なるのみ。D1ではアッパーカウルサイドに「GPZ400R」だがD2以降「Ninja」ロゴが入る。D3以降は当時流行のブラックモデルが販売される。D3の基本外装が黒になる。D1からD2で故障が多かったCDIが、D3では対策品に変わっている。 D1カラーはタンクに白ラインが入り3色を使ったモデル(エボニー×ファイヤクラッカーレッド)ライン基本で逆の赤基本ベースモデル(ファイヤクラッカーレッド×パールアスペンホワイト)の2種類テール部分には「Liquid Cooled 16-VALVE」のロゴ D2カラーは2色。黒赤(エボニー×ファイヤクラッカーレッド)と白赤(ポーラホワイト×サンビームレッド)これに限定カラーが存在する。この基本モデルのテール部分には「GPZ400R」ロゴが入る。 D2限定ブラック&ガンメタ&赤ライン(エボニー×パールコスミックグレー)の限定カラー GPZ400Rリミテッド(メーカー全国限定1000台)が販売される。このタイプのみホイールは赤。後にも先にも赤のホイールはLTDのみの限定となる。(ほかの物は黒に統一) D2限定ライムグリーン&ホワイトの限定カラー(販売店限定300台だが、異なるラインがあり実際の販売台数は不明) D2では一部GPZ600Rと同じカラーリングの限定車が存在した。この頃が一番限定モデルが出た時期である。 D3カラーは黒(エボニー)と赤灰(キャンディパーシモンレッド×メタリックグレーストーン)モデルがある。テール部分には「GPZ」ロゴのみ。黒のモデルのみマフラーも黒である。 D3モデルでは、各部パーツの軽量化、バルブスプリングの強化、コネクティングロッドの特殊表面処理などを施している。また、D1〜D2でトラブルの多かったイグナイターユニットは対策品に変更している。
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