CultureInfo.Calendar プロパティ
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)
構文
解説
ユーザーは、[コントロール パネル] の [地域と言語のオプション] (オペレーティング システムによっては [地域のオプション] または [地域]) を使用して、Windows の現在のカルチャに関連付けられた値の一部をオーバーライドすることもできます。たとえば、ユーザーが別の形式で日付を表示したり、カルチャの既定の通貨以外の通貨を使用したりすることを選択する場合があります。
UseUserOverride が true であり、指定されたカルチャが Windows の現在のカルチャと一致する場合、CultureInfo はこれらのオーバーライド値を使用します。オーバーライド値には、DateTimeFormat プロパティによって返される DateTimeFormatInfo インスタンスのプロパティ、および NumberFormat プロパティによって返される NumberFormatInfo インスタンスのプロパティのユーザー設定値が含まれます。ユーザー設定と CultureInfo に関連付けられたカルチャとの間に互換性がない場合 (たとえば、選択されたカレンダーが OptionalCalendars のいずれかでない場合)、メソッドの結果およびプロパティの値は未定義です。
このため、UseUserOverride が true の場合、このプロパティの値は、そのカルチャで使用されている既定の暦とは異なる可能性があります。
現在の CultureInfo で使用される暦は、DateTimeFormatInfo クラスのインスタンスである DateTimeFormat の Calendar プロパティを設定することにより変更できます。新しい暦は、OptionalCalendars に挙げられている暦の 1 つである必要があります。DateTimeFormat には、Calendar に関連付けられた日付と時刻の形式をカスタマイズするその他のプロパティも含まれます。
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows CE, Windows Millennium Edition, Windows Mobile for Pocket PC, Windows Mobile for Smartphone, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
参照
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