BARRICADEとは? わかりやすく解説

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バリケード【barricade】

読み方:ばりけーど

市街戦などの際に、敵の侵入攻撃を防ぐために、道路建物ふさいでつくる応急防壁


シペルメトリン

分子式C22H19Cl2NO3
その他の名称リプコード、リプコルド、シンブッシュ、シペルメトリン、カフィルスーパー、PP-383、Cymbush、Ripcord、NRDC-149、WL-43467、Kafil SuperCypermethrin、2-(2,2-Dichlorovinyl)-3,3-dimethyl-1-cyclopropanecarboxylic acid α-cyano-m-phenoxybenzyl ester、3-(2,2-Dichloroethenyl)-2,2-dimethylcyclopropanecarboxylic acid α-cyano-3-phenoxybenzyl ester、アルダップ、アンモ、バルリカド、ヌレール、フェンドナ、シペルキル、アグロトリン、シペリル、シェルパエクトミン、シポール、ポリトリン、アンブッシュCY、Ardap、Ammo、Barricade、Nurele、Fendona、Cyperkill、Agrothrin、Cyperil、Sherpa、Ectomin、Cypor、Polytrin、NRDC-166、CCN-52、FMC-30980、JF-5705F、FMC-45497、NRDC-160、FMC-45806、WL-8517、EXP-5598、Antiborer 3767、RU-27998、SF-06646、Ambush CY、アグロスリン、2,2-Dimethyl-3-(2,2-dichloroethenyl)cyclopropanecarboxylic acid α-cyano-3-phenoxybenzyl ester、F-701、スペルメトリン、Supermethrin、3-(2,2-Dichloroethenyl)-2,2-dimethylcyclopropane-1-carboxylic acid α-cyano-3-phenoxybenzyl ester、β-シペルメトリン、β-Cypermethrin、3-(2,2-Dichlorovinyl)-2,2-dimethylcyclopropanecarboxylic acid α-cyano-3-phenoxybenzyl ester、サイビル、Cybil、2,2-Dimethyl-3-(2,2-dichloroethenyl)-1-cyclopropanecarboxylic acid α-cyano-3-phenoxybenzyl ester、ファスタック、Fastac
体系名:2-(2,2-ジクロロビニル)-3,3-ジメチル-1-シクロプロパンカルボン酸α-シアノ-m-フェノキシベンジル、3-(2,2-ジクロロエテニル)-2,2-ジメチルシクロプロパンカルボン酸α-シアノ-3-フェノキシベンジル、2,2-ジメチル-3-(2,2-ジクロロエテニル)シクロプロパンカルボン酸α-シアノ-3-フェノキシベンジル、3-(2,2-ジクロロエテニル)-2,2-ジメチルシクロプロパン-1-カルボン酸α-シアノ-3-フェノキシベンジル、3-(2,2-ジクロロビニル)-2,2-ジメチルシクロプロパンカルボン酸α-シアノ-3-フェノキシベンジル、2,2-ジメチル-3-(2,2-ジクロロエテニル)-1-シクロプロパンカルボン酸α-シアノ-3-フェノキシベンジル


プロジアミン

分子式C13H17F3N4O4
その他の名称プロジアミン、USB-3153、Prodiamine、2,4-Dinitro-3-(dipropylamino)-6-trifluoromethylbenzenamine、バリケード、Barricade、バリケード除草剤】、Barricade【herbicide】、エンズランス、Endurance、エンズランス【除草剤】、Enduranceherbicide】、ファクターFactor、クサブロック、Kusablock、リデックス、Rydex
体系名:2,4-ジニトロ-3-(ジプロピルアミノ)-6-トリフルオロメチルベンゼンアミン


バリケード

(BARRICADE から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/01 23:17 UTC 版)

アルジェの街路に築かれたバリケード。1960年1月撮影。
東京都港区麻布台二丁目・ロシア大使館の付近に設置されている移動式バリケード
フランスの砲兵陣地で使用される蛇篭

バリケード (barricade、阻塞)は、戦争などにおいて相手の侵入を防ぐために築かれる障害物。

概要

戦場では相手の進行を塞ぎ、妨害するために様々なバリケードが築かれる。特に、迂回がしにくい市街地や隘路でその力を発揮する。素材はありあわせの瓦礫や土嚢から鉄筋コンクリートなどまで、幅広い。戦車をはじめ大きな装甲戦闘車両はバリケードに行動を阻害されやすいので、戦車単体の衝突で直接破壊することが不可能で、かつ、履帯で乗り越えられない構造物は、対戦車阻塞として機能する。具体的には、コンクリート製の巨大な角錐や、レールの基部を地中深く埋めて垂直に立てた構造物などが用いられる。

バリケードを築いて部外者の入場を拒み、機関の機能を麻痺させる戦術を「バリケードストライキ」(略称・バリスト)と呼ぶ。

歴史

革命など、市民が戦闘行為をする場合には正規の工兵がいないため、防衛策としてはありあわせのものでバリケードを築くことになる。近代フランスにおける革命家ルイ・オーギュスト・ブランキの著した『武装蜂起教範』は、パリで武装蜂起した革命派のバリケード形成についての古典的マニュアル本でもあった。なお、ナポレオン3世の治世下で行われたパリ改造は、こうしたバリケード構築に適した狭く入り組んだ路地を下層住民ごと排除し、軍隊の移動と大砲の使用を容易にするという治安上の目的とも絡んでいた[1]

日本においては、鳥羽・伏見の戦いにおいて、「酒樽台場」と呼ばれるバリケードが築かれている。これは、造り酒屋から徴用した酒樽を用いた野戦陣地と考えられている。1970年の安保闘争前後の全共闘による学生運動では盛んに利用され、東京大学京都大学をはじめ主要な国立大学や、早稲田大学明治大学法政大学中央大学同志社大学立命館大学などの主要な私立大学は軒並み、全学バリケード封鎖状態になっていた。

現代のバリケード

韓国スイスのように戦争や有事に備える国では、早急にバリケードを築く資材が常設されている。たとえば道路沿いにコンクリートの塊を準備しているうえ、道路をまたぐコンクリート橋に爆薬を設置できるようにしてあり、有事の際には道路を塞いで敵機甲部隊などの進撃を妨害する。

近年では自爆テロ街宣右翼などへの対策のため、軍事施設外国大使館皇居官邸など重要施設の周辺に移動式や固定式(起倒式)のバリケードが設置されることも多い。

関連項目

脚注

  1. ^ パリ改造”. コトバンク. 2017年5月16日閲覧。


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