Applogic
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/27 04:38 UTC 版)
ネットワークインターフェースを2口用意したPCサーバを複数台用意して、一方をプライベート側、もう一方をグローバル側に接続し、配信サーバから各ノードにネットワークインストールする形態のグリッドOS。 管理は基本的にウェブ管理である。ログインしてあらかじめ用意されている適当なテンプレートを選択し、適宜設定(例えば仮想OSの起動ならばIP周りやrootパスワードを設定する)を行ってサービスを起動する。サポートしているテンプレートとしてはTWiki、SugarCRM、仮想Linux(CentOS、32/64ビット両対応)、仮想OpenSolaris、仮想Solaris(プロプライエタリのため要相談となる)などがある。最新版では32ビット版Windows Server 2003をサポートしている(こちらも要相談)。サービスは順次追加が行われていて、将来は64ビット版も含めたWindows Server 2008のサポートも予定されている。 テンプレートを利用するだけでも非常にサービスの構築が容易であるのだが、独自にサービスを作る事も可能である。Ajaxで構成された作成画面では、WebサーバやNASやMySQLといった部品アイコンをシート画面に配置して線で結び(さながら、Microsoft Visioにおける図面作成を彷彿とさせるスタイルである)、各種設定を施すだけでサービスが作成可能である。 日本国内でも本OSの採用が始まっており、KDDIが2009年6月からAppLogicを利用したクラウドサービスを開始する予定である。
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