ApplicationDeployment.IsFirstRun プロパティ
アセンブリ: System.Deployment (system.deployment.dll 内)

クライアント コンピュータで、アプリケーションのこのバージョンをこれまで一度も実行していない場合は true。それ以外の場合は false。

IsFirstRun を使用して、アプリケーションを初めて実行するときに、1 回限りの初期化操作を実行する必要があるかどうかを判断します。
IsFirstRun は、アプリケーションのこのインスタンスが、ユーザーにユーザー インターフェイスを表示する最初のインスタンスであるということを示しているわけではありません。システムがプロセスをスケジュールする方法によって、アプリケーションのあるインスタンスが、IsFirstRun プロパティに true を設定していても、最初に画面に表示されるのは別のインスタンスである可能性もあります。このプロパティの値は、ユーザーがあるバージョンから次のバージョンにアップグレードするたびにリセットされます。アプリケーションの任意のバージョンを一番最初に実行したときに操作を実行する場合は、初めて作成したファイルが存在するかどうかをチェックしたり、[アプリケーション設定] を使用してフラグを格納したりするなどの、追加テストを実行する必要があります。

IsFirstRun を使用して、HelpFiles ファイル グループに対する更新をチェックするかどうかを決定するコード例を次に示します。1 つ以上のファイルが更新されている場合は、DownloadFileGroup を呼び出して新しいバージョンを取得します。
private void DownloadFileGroupSync(string fileGroup) { if (ApplicationDeployment.IsNetworkDeployed) { ApplicationDeployment deployment = ApplicationDeployment.CurrentDeployment; if (deployment.IsFirstRun) { try { if (deployment.IsFileGroupDownloaded(fileGroup)) { deployment.DownloadFileGroup(fileGroup); } } catch (InvalidOperationException ioe) { MessageBox.Show("This application is not a ClickOnce application. Error: " + ioe.Message); return; } downloadStatus.Text = String.Format("Download of file group {0} complete.", fileGroup); } } }


Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


Weblioに収録されているすべての辞書からApplicationDeployment.IsFirstRun プロパティを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。

- ApplicationDeployment.IsFirstRun プロパティのページへのリンク