AH-88J2改 グレイゴースト [長編]
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「THE NEXT GENERATION -パトレイバー-」の記事における「AH-88J2改 グレイゴースト [長編]」の解説
AH-88J ヘルハウンドに自衛隊独自の改良を行ったAH-88J2をベースに、陸上自衛隊技術研究本部と民間企業が共同開発した新型戦闘ヘリ。液晶技術先進国である日本の技術力を結集して開発されており、航空機の曲面にも利用できる液晶装甲を用いた汎用光学迷彩システム(MOCS)により低視認性を実現している。「液晶装甲」とは言うものの、対弾性能はゼロに等しく、機関砲どころか小銃弾でも容易に破壊され、迷彩効果を瞬時に喪失してしまう。そのため、液晶パネルを細分化することで、被弾による迷彩効果の低減に対処している。このほか、最新鋭の熱光学迷彩により、赤外線レーダーで探知することも困難となっている。電子レーダーに対するステルス性は確保されていないが、小説版によれば、ベイブリッジ攻撃以降監視態勢を敷いている航空自衛隊E-2C早期警戒機による上空からの探知、追尾を逃れるため、路上を高架や歩道橋をくぐるほど超低空で飛ぶ匍匐飛行のテクニックを用いている。また、光学迷彩維持には大量の電力を必要とし、その発電によるパワーロスは戦闘機動を制約してしまう。そのため、格戦、攻撃時には光学迷彩をカットして最大機動を確保する。武装としては機首下部の格納式ターレットに20㎜3銃身ガトリング砲を装備する他、スタブウィング部に液晶装甲で覆われたロケット弾ポッドを搭載する。また、レインボーブリッジ攻撃時にはヘルファイア対戦車ミサイルを使用している。
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