AFC President's Cup 2014とは? わかりやすく解説

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AFCプレジデンツカップ2014

(AFC President's Cup 2014 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/03 03:40 UTC 版)

 AFCプレジデンツカップ2014
大会概要
日程 2014年5月1日-9月28日
チーム数 12 (12連盟)
 < 20132024/25(AFCチャレンジリーグ)

AFCプレジデンツカップ2014 (AFC President's Cup 2014) は2005年に第一回大会が行われて以来、10回目のAFCプレジデンツカップである。

2013年11月25日、AFC大会実行委員会はAFCプレジデンツカップ2014がAFCプレジデンツカップの最後の大会になると発表した。AFCプレジデンツカップ2014の決勝ステージに進出した6チームはAFCカップ2015プレーオフへの出場資格を獲得する。また、2015年以降は集中開催方式で予選を行い、AFCカッププレーオフに進出する6チームを決定する[1]

本大会を持ってAFCプレジデンツカップは一旦終了となり、アジアサッカー連盟 (AFC) 主催のクラブコンペティションの第3階層は2024年のAFCチャレンジリーグ2024/25まで待つことになる。

参加クラブ

Location of teams of the AFCプレジデンツカップ2014.
Group A (開催地スリランカ)
Group B (開催地フィリピン)
Group C (開催地モンゴル)

アジアサッカー連盟(AFC)はAFCプレジデンツカップへの参加を希望する協会に対する精査を行った後に参加協会に関する議論を行い、2013年11月26日にAFCにより最終決定がなされた[2]

  • 前年度までAFCプレジデンツカップに参加していた協会はAFCカップ2014への出場資格を持ちうる。
  • これまでAFCのクラブ国際大会に出場していなかった協会はAFCプレジデンツカップ2014への出場資格を持ちうる。

前年度との変更点は以下のとおり。

参加協会は各々1つの出場枠を有する。

チーム 参加資格 出場回数
HTTUアシガバート 2013 トルクメニスタン・リーグ 優勝 2回目(2010)
マナン・マーシャンディ 2013-14 マーティアズメモリアルAディヴィジョンリーグ 優勝 2回目(2006)
ウグエン・アカデミー 2013 ブータン・ナショナルリーグ 優勝 1回目(初)
シェイク・ラッセル 2012-13 バングラデシュリーグ 優勝 1回目(初)
スリランカ空軍英語版 2013 スリランカ・チャンピオンズリーグ 優勝 1回目(初)
KRL 2013-14 パキスタン・プレミアリーグ 優勝 4回目(2013)
スヴァイリエン 2013 Cリーグ 優勝 1回目(初)
セレス 2013-14 PFF全国男子クラブ選手権 優勝[Note PHI] 1回目(初)
エルチム 2013 モンゴル・プレミアリーグ 優勝 3回目(2013)
鯉明水体育団 2013 最上級蹴球連盟戦 優勝 1回目(初)
北市大同 2013 インターシティフットボールリーグ 優勝 3回目(2007)


  1. ^ フィリピン (PHI): PFF全国男子クラブ選手権は2014プレジテンツカップのフィリピンクラブ代表をつとめた。これはユナイテッド・フットボールリーグ (フィリピン)2013のチャンピオンであるスタリオンではなく、 PFF全国男子クラブ選手権2013-14優勝のセレスが代表として選ばれたことを意味する[4]

日程

大会日程は以下のとおり[5]

  • グループステージ: 2014年5月1-11日
  • 決勝ステージ: 2014年9月22-28日

グループステージ

グループステージの組み合わせ抽選会は2014年3月に開催される。参加する12チームは4チームずつ3組に分かれる。グループステージは集中開催方式で一箇所にて開催され、ラウンドロビン方式で3試合を戦う。各組上位2チームが決勝ステージへと進出する。

勝ち点は勝利3、引き分け1、敗退0として計算を行う。各グループで勝ち点が同点のチームが2つ以上ある場合は、以下の順に比較して順位を決定する[6]

  1. 当該チーム同士の対戦における、勝ち点の多少
  2. 当該チーム同士の対戦における、得失点差(アウェイゴールは不適用)
  3. 当該チーム同士の対戦における、ゴール数の多少(アウェイゴールは不適用)
  4. 当該チームの全試合における、得失点差
  5. 当該チームの全試合における、ゴール数の多少
  6. ここまで参照し、それでも2クラブが差がつかず、さらにその両方が同じ試合会場にいる場合は、PK戦を行う。
  7. 警告および退場処分になった回数をポイント化(警告=1ポイント、2回目の警告による退場=3ポイント、いわゆる一発退場=3ポイント、警告に続いて退場=4ポイント)し、ポイントの少ない方を上位とする
  8. 抽選

グループA

チーム







シェイク・ラッセル 3 2 1 0 9 0 +9 7
スリランカ空軍英語版 3 2 0 1 4 5 −1 6
KRL 3 1 1 1 3 3 0 4
ウグエン・アカデミー 3 0 0 3 0 8 −8 0

ウグエン・アカデミー 0–3 KRL
Report
シェイク・ラッセル 5–0 スリランカ空軍英語版
Report

スリランカ空軍英語版 3–0 KRL
Report

グループB

チーム







HTTUアシガバート 3 2 1 0 5 2 +3 7
鯉明水体育団 3 1 2 0 8 3 +5 5
セレス 3 1 1 1 5 4 +1 4
北市大同 3 0 0 3 0 9 −9 0
セレス 2–2 鯉明水体育団
Report
Panaad Stadium, Bacolod
観客数: 5,820
主審: Yousef Al-Marzouq (Kuwait)
HTTUアシガバート 2–0 北市大同
Report
Panaad Stadium, Bacolod
観客数: 1,500
主審: Rowan Arumughan (India)

鯉明水体育団 1–1 HTTUアシガバート
Report
Panaad Stadium, Bacolod
観客数: 2,200
主審: Yousef Al-Marzouq (Kuwait)
北市大同 0–2 セレス
Report
Panaad Stadium, Bacolod
観客数: 5,457
主審: Win Cho (Myanmar)

セレス 1–2 HTTUアシガバート
Report
Panaad Stadium, Bacolod
観客数: 5,940
主審: Yousef Al-Marzouq (Kuwait)
北市大同 0–5 鯉明水体育団
Report
Panaad Stadium, Bacolod
観客数: 700
主審: Win Cho (Myanmar)

グループC

チーム







マナン・マーシャンディ 2 1 1 0 6 3 +3 4
エルチム 2 1 1 0 3 1 +2 4
スヴァイリエン 2 0 0 2 4 9 −5 0
マナン・マーシャンディ 6–3 スヴァイリエン
Report
MFF Football Centre, Ulan Bator
観客数: 2,800
主審: Tayeb Shamsuzzaman (Bangladesh)

スヴァイリエン 1–3 エルチム
Report
MFF Football Centre, Ulan Bator
観客数: 3,620
主審: Vo Minh Tri (Vietnam)

エルチム 0–0 マナン・マーシャンディ
Report
MFF Football Centre, Ulan Bator
観客数: 3,850
主審: Ilgiz Tantashev (Uzbekistan)

決勝ステージ

決勝ステージは集中開催方式にて行われる。決勝ステージの組み合わせ抽選会は2014年7月に開催される。参加する6チームは3チームずつ2組に分かれてラウンドロビン方式にて2試合を戦う。各組の1位が決勝戦へと進出する。決勝戦は一試合制で行われ、必要であれば延長戦PK戦を用いて勝者を決定する[6]

グループA

チーム







HTTUアシガバート 2 2 0 0 5 2 +3 6
マナン・マーシャンディ 2 1 0 1 3 4 −1 3
スリランカ空軍英語版 2 0 0 2 2 4 −2 0
マナン・マーシャンディ 2–1 スリランカ空軍英語版
Report
観客数: 600
主審: Abdulrahman Al-Jassim (Qatar)

HTTUアシガバート 3–1 マナン・マーシャンディ
Report
観客数: 100
主審: Adham Makhadmeh (Jordan)

スリランカ空軍英語版 1–2 HTTUアシガバート
Report
観客数: 300
主審: Adham Makhadmeh (Jordan)

グループB

チーム







鯉明水体育団 2 2 0 0 9 0 +9 6
シェイク・ラッセル 2 1 0 1 1 4 −3 3
エルチム 2 0 0 2 0 6 −6 0
エルチム 0–1 シェイク・ラッセル
Report
観客数: 300
主審: Jarred Gillett (Australia)

鯉明水体育団 5–0 エルチム
Report
観客数: 200
主審: Ilgiz Tantashev (Uzbekistan)

シェイク・ラッセル 0–4 鯉明水体育団
Report
観客数: 100
主審: Abdulrahman Al-Jassim (Qatar)

決勝

HTTUアシガバート 2–1 鯉明水体育団
Report
観客数: 200
主審: Jarred Gillett (Australia)

脚注

  1. ^ a b ACL: East vs West final proposed”. AFC (2013年11月25日). 2013年11月25日閲覧。
  2. ^ Decision by Competitions Committee & Executive Committee for AFC Club Competitions” (PDF). AFC. 2013年12月11日閲覧。
  3. ^ "Алай" в Кубке АФК” (ロシア語). Football Federation of the Kyrgyz Republic (2013年11月29日). 2013年12月11日閲覧。
  4. ^ Ceres repeats as SMART PFF National Football Champions”. The Passionate Fan - Yahoo Sports Philippines. 21 December 2013閲覧。
  5. ^ AFC Calendar of Competitions 2014” (PDF). AFC. 2013年12月11日閲覧。
  6. ^ a b AFC President's Cup 2014 Competition Regulations” (PDF). AFC. 2014年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月4日閲覧。

関連項目

外部リンク


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