2021年大会以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 17:03 UTC 版)
「FIFAクラブワールドカップ」の記事における「2021年大会以降」の解説
2017年10月30日、FIFAのグリンデル理事が2021年大会から4年に1度の開催とし、出場チーム数を24に拡大する案を検討していることを明らかにした。拡大案では、24チームが1組3チームの8グループに分かれて1次リーグを行い、1位のチームのみが決勝トーナメントに進出する方式である。 2021年以降の大会は当初、毎年ではなく4年ごとに開催され、24チームにより32試合が行われる予定であった。 UEFAチャンピオンズリーグ優勝、準優勝、ヨーロッパリーグ優勝者の4年分の欧州12チームと、南米からは4~5チーム、オセアニアからは0~1チーム、アジア、CONCACAFとアフリカから2チームに参加権を与える方針で検討されている。 前述の通り、FIFAコンフェデレーションズカップが2017年大会を最後に廃止となり、代替大会として本大会を2021年大会以降に4年に1度の開催とし、コンフェデレーションズカップと同様にFIFAワールドカップのプレ公式大会として、ワールドカップ開催国で前年の6月頃に18日間の日程で行われる予定であると、2018年4月にわかった。 2019年10月24日に中国の上海で行われたFIFAの理事会で、2021年大会の開催地が中国に決定し、6月17日から7月4日にかけて開催されることになった。それぞれの大陸枠はヨーロッパが最大で8枠、南米が6枠、アジアが3枠となった。 しかし新型コロナウイルスの世界的大流行でUEFA EURO 2020とコパ・アメリカ2020が1年延期され開催困難となったため、2020年3月18日に電話による臨時理事会により開催延期が決定。新日程は今後調整が行われる。その後、2020年12月4日のFIFA評議会において2021年大会を2021年12月に日本で開催することを決定。大会方式もこれまでと同様「各大陸連盟から1チーム+開催国枠」の7チームによるノックアウトトーナメントで実施される。 2021年9月8日に記者会見を行った日本サッカー協会会長の田嶋幸三が、新型コロナウイルス感染防止への配慮や観客制限による不採算を理由に開催権を返上する前提でFIFAと協議中であると明らかにしている。2021年9月9日日本サッカー協会は公式で中止を発表した。中止理由としては『新型コロナウイルスの感染状況およびそれに伴う現在の開催条件について協議を重ねた結果、FIFAクラブワールドカップは2021年12月に日本で開催しないことを決定した』と公表した。
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