2019年 マスターズ初優勝 全米準優勝 ATPファイナルズ初出場 トップ10入り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 00:49 UTC 版)
「ダニール・メドベージェフ」の記事における「2019年 マスターズ初優勝 全米準優勝 ATPファイナルズ初出場 トップ10入り」の解説
全豪オープンで4回戦進出。2月のソフィア・オープンで優勝しツアー4勝目を挙げる。バルセロナ・オープンでも決勝に進むも、ドミニク・ティームに敗れた。モンテカルロ・マスターズではノバク・ジョコビッチを破りベスト4入りしている。 ウィンブルドン選手権は3回戦で敗退したが、7月15日付のランキングで10位となりトップ10入りを果たした。シティ・オープンとロジャーズ・カップで2週連続決勝進出したが、それぞれニック・キリオスとラファエル・ナダルに敗れた。 ウエスタン・アンド・サザン・オープンでも準決勝でジョコビッチを下して3週連続となる決勝進出を決め、決勝ではダビド・ゴファンに7-6(3), 6-4で勝利して、見事マスターズ初優勝を果たした。大会終了後の世界ランキングで5位を記録。 そしてこの夏絶好調の勢いで臨んだ全米オープンでは、準々決勝で2016年の同大会王者スタン・ワウリンカを7-6(6), 6-3, 3-6, 6-1で破り、グランドスラムで初めてベスト4に駒を進めた。また、これにより自己最高位を更新する世界4位に浮上することが決まった。さらに準決勝ではグリゴール・ディミトロフを7-6(5), 6-4, 6-3で下し、ロシア勢では2000年のマラト・サフィン以来となる同大会の決勝進出。ロジャーズ・カップからの3大会連続決勝は、イワン・レンドル(1982年)、アンドレ・アガシ(1995年)、ラファエル・ナダル(2013年)に次いで3人目である。そして決勝、ラファエル・ナダル戦。最初の2セットを5-7, 3-6で落としたものの、そこから7-5, 6-4で挽回し、2セットオールに戻す。迎えたファイナルセット、メドベージェフは第5ゲームを40-0から失ってしまうと、第7ゲームも30-0からブレークを喫する。直後に1つブレークを返したものの、最後追いつくことは叶わず4-6で敗退。全米の決勝戦での最長を更新する4時間50分の死闘の末、準優勝に終わった。 サンクトペテルブルク・オープンで今季3勝目を挙げた。上海マスターズでもファビオ・フォニーニやステファノス・シチパスを下して6大会連続決勝進出を果たすと、決勝でアレクサンダー・ズベレフを6-4, 6-1で破りツアー7勝目。しかし、続くパリ・マスターズは初戦敗退に終わり、連続決勝進出記録は途絶えてしまった。 初出場のATPファイナルズは全敗でラウンドロビン敗退だったが、年間最多勝の活躍で飛躍の年を終えた。
※この「2019年 マスターズ初優勝 全米準優勝 ATPファイナルズ初出場 トップ10入り」の解説は、「ダニール・メドベージェフ」の解説の一部です。
「2019年 マスターズ初優勝 全米準優勝 ATPファイナルズ初出場 トップ10入り」を含む「ダニール・メドベージェフ」の記事については、「ダニール・メドベージェフ」の概要を参照ください。
- 2019年 マスターズ初優勝 全米準優勝 ATPファイナルズ初出場 トップ10入りのページへのリンク