2019年 マスターズ初優勝 世界9位
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「ファビオ・フォニーニ」の記事における「2019年 マスターズ初優勝 世界9位」の解説
年始のASBクラシックではベスト8入り。準々決勝でフィリップ・コールシュライバーに敗れた。全豪オープンでは第12シードとして出場して、3回戦で第23シードのパブロ・カレーニョ・ブスタに2-6, 4-6, 6-2, 4-6で敗れ、2月は得意のクレーコートの大会で3大会連続で初戦敗退を喫した。 BNPパリバ・オープンとマイアミ・オープンでも早期敗退。しかし、モンテカルロ・マスターズではアンドレイ・ルブレフ、アレクサンダー・ズベレフ、ボルナ・チョリッチらを下してベスト4入り。準決勝で大会3連覇中で同大会優勝11回のラファエル・ナダルに6-4, 6-2で勝利して決勝に進出した。決勝戦ではドゥシャン・ラヨビッチを6-3, 6-4で破り、ATPマスターズ1000初優勝を果たした。 マドリード・オープンでは初の3回戦進出。3回戦ではドミニク・ティームに4-6, 5-7で敗退。BNLイタリア国際では3回戦でステファノス・チチパスに敗れた。全仏オープンでは第9シードとして出場。4回戦でアレクサンダー・ズベレフに6-3, 2-6, 2-6, 6-7(5)で敗れたが、大会終了後の世界ランキングで10位となり、実質的に史上最年長となる32歳で初のトップ10入りを果たした。第12シードで迎えたウィンブルドン選手権では1回戦でフランシス・ティアフォー、2回戦でマートン・フチョビッチをフルセットで破るも、テニーズ・サンドグレンに3回戦で3-6, 6-7(12), 3-6のストレートで敗退したが、大会終了後の世界ランキングで自己最高の9位になった。 全米オープンでは第11シードとして出場したが、1回戦でライリー・オペルカに3-6, 4-6, 7-6(3), 3-6で初戦敗退。しかし、9月に開催されたレーバーカップにはヨーロッパ選抜として初参戦。シングルスでジャック・ソック1-6, 6-7(3)に敗れたが、欧州選抜の優勝に貢献した。チャイナ・オープンではベスト8入りして、カレン・ハチャノフに敗れた。翌週の上海マスターズでは2回戦でアンディ・マレーに7-6(4), 2-6, 7-6(2)のフルセットの激闘の末に勝利したが、試合終盤のマレーがボレーを打つ瞬間にフォニーニが大声を出し、妨害行為をしたとして後味の悪い試合となった。準々決勝まで進出したが、ダニール・メドベージェフに敗れた。パリ・マスターズではデニス・シャポバロフに初戦敗敗。 11月に開催したデビスカップ2019ではデビスカップイタリア代表として出場。イタリア代表はグループFに振り分けされ、カナダ代表とアメリカ代表と対決して、結果はラウンドロビン敗退で幕を閉じた。年間最終ランキングは12位。
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