フィリップ・コールシュライバーとは? わかりやすく解説

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フィリップ・コールシュライバー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/20 23:11 UTC 版)

フィリップ・コールシュライバー
Philipp Kohlschreiber
2016年のウィンブルドン選手権でのフィリップ・コールシュライバー
基本情報
フルネーム Philipp Eberhard
Hermann Kohlschreiber
愛称 コーリィ(Kohli)
国籍 ドイツ
出身地 西ドイツバイエルン州アウクスブルク
生年月日 (1983-10-16) 1983年10月16日(41歳)
身長 178cm
体重 70kg
利き手
バックハンド 片手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2001年
引退年 2022年
ツアー通算 15勝
シングルス 8勝
ダブルス 7勝
生涯通算成績 576勝505敗
シングルス 478勝387敗
ダブルス 98勝118敗
生涯獲得賞金 13,749,731 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 4回戦(2005・08・12)
全仏 4回戦(2009・13)
全英 ベスト8(2012)
全米 4回戦(2012-14・17・18)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 1回戦(2005-07・12)
全仏 1回戦(2007)
全英 1回戦(2006)
全米 1回戦(2005-07・11)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 16位(2012年7月30日)
ダブルス 51位(2008年11月10日)
2024年10月21日現在

フィリップ・エーベルハルト・ヘルマン・コールシュライバー(Philipp Eberhard Hermann Kohlschreiber, 1983年10月16日 - )は、ドイツアウクスブルク出身の元男子プロテニス選手。自己最高ランキングはシングルス16位、ダブルス51位。これまでにATPツアーでシングルス8勝、ダブルス7勝を挙げている。身長178cm。右利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。

選手経歴

ジュニア時代

ガソンリンスタンドでオペレーターとして働く父と幼稚園教諭の母の間に生まれ、4歳からテニスを始める。

2001年 プロ転向

2001年にプロ入り。2004年からトップ100位以内に定着し始める。

2005年 ツアーダブルス初優勝

2005年にはベトナム・オープンのダブルスでツアー初優勝を遂げ、2006年もオーストリア・オープンでダブルス2勝目を挙げる。シングルスでは2005年全豪オープンでの4回戦進出以降なかなか上位に食い込めず、長らくニコラス・キーファートミー・ハースの後塵を拝していた。

2007年 ツアー初優勝

2007年にコールシュライバーは更なる躍進を見せる。同年4月、地元ドイツでのBMWオープンミハイル・ユージニーを2-6, 6-3, 6-4で下しシングルス初優勝を遂げると、ユージニーと組んで出場したダブルスでも優勝し、同大会で単複優勝を果たす。

2008年 ツアー2勝目

2008年もその好調は続き、年初のハイネケン・オープンでシングルス2勝目を挙げると、全豪オープン3回戦で当時世界ランク6位、第6シードのアンディ・ロディックを試合時間3時間50分、6-4, 3-6, 7-6, 6-7, 8-6の激戦の末下し、2005年以来2度目の4回戦進出を果たす。4回戦ではヤルコ・ニエミネンに敗れた。

2009年 グランドスラム4回戦進出

2009年全仏オープンの3回戦で第4シードノバク・ジョコビッチを6-4, 6-4, 6-4で破り、全仏では初の4回戦進出を果たした。トミー・ロブレドに4-6, 7-5, 6-7, 2-6で敗れ4大大会初のベスト8進出を逃した。

2011年 ツアー3勝目

2011年ゲリー・ウェバー・オープンでシングルス5度目の決勝に進出。ドイツ対決となったフィリップ・ペッシュナーが途中棄権したことにより優勝。3年ぶりのシングルスツアー3勝目を挙げた。

2012年 ウィンブルドンベスト8

2012年のBMWオープンマリン・チリッチを7–6(8), 6–3で破りツアー4勝目を挙げた。同年のウィンブルドンではキャリア初の4大大会でのベスト8に進出。準々決勝ではジョー=ウィルフリード・ツォンガに6-7(5), 6-4, 6-7(3), 2-6で敗れた。2012年からは主に得意としているクレーコートで実力を発揮し、2016年のBMWオープンでは決勝でこの年2勝をあげていたドミニク・ティームに対し7-6(7), 4-6, 7-6(4)で下した。

2017年 グランドスラム4回戦進出

2017年のドバイ・テニス選手権の準々決勝では世界ランク1位のアンディ・マリー相手に7回のマッチポイントを迎えるも、7-6(4), 6-7(18), 1-6で敗れた。第2セットのタイブレークの18-20のスコアは史上最高タイで、1991年以来史上6度目である[1]

2022年 引退

コールシュライバーは2022年のウィンブルドン予選2回戦で、ミハイル・ククシュキンに敗れたのを最後に現役を引退した[2]

記録

※オープン化以降

タイブレーク史上最高スコアタイ 18-20
2017年ドバイ・テニス選手権準々決勝、対アンディ・マリー戦第2セット。1991年以来6度目。

ATPツアー決勝進出結果

シングルス: 17回 (8勝9敗)

大会グレード
グランドスラム (0-0)
ATPファイナルズ (0-0)
ATPツアー・マスターズ1000 (0-0)
ATPツアー・500シリーズ (0-0)
ATPツアー・250シリーズ (8-9)
サーフェス別タイトル
ハード (1-2)
クレー (6-5)
芝 (1-2)
カーペット (0-0)
サーフェス別タイトル
屋外 (8-8)
室内 (0-1)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
優勝 1. 2007年4月30日 ミュンヘン クレー ミハイル・ユージニー 2–6, 6–3, 6–4
優勝 2. 2008年1月12日 オークランド ハード フアン・カルロス・フェレーロ 7–6(4), 7–5
準優勝 1. 2008年6月15日 ハレ ロジャー・フェデラー 3–6, 4–6
準優勝 2. 2009年9月27日 メス ハード(室内) ガエル・モンフィス 6–7(1), 6–3, 2–6
優勝 3. 2011年6月12日 ハレ フィリップ・ペッシュナー 7–6(5), 2–0 途中棄権
優勝 4. 2012年5月6日 ミュンヘン クレー マリン・チリッチ 7–6(8), 6–3
準優勝 3. 2012年7月28日 キッツビュール クレー ロビン・ハーセ 7–6(2), 3–6, 2–6
準優勝 4. 2013年1月12日 オークランド ハード ダビド・フェレール 6–7(5), 1–6
準優勝 5. 2013年5月5日 ミュンヘン クレー トミー・ハース 3–6, 6–7(3)
準優勝 6. 2013年7月14日 シュトゥットガルト クレー ファビオ・フォニーニ 7–5, 4–6, 4–6
優勝 5. 2014年5月24日 デュッセルドルフ クレー イボ・カロビッチ 6–2, 7–6(4)
準優勝 7. 2015年5月4日 ミュンヘン クレー アンディ・マリー 6–7(4), 7–5, 6–7(4)
優勝 6. 2015年8月8日 キッツビュール クレー ポール=アンリ・マチュー 2–6, 6–2, 6–2
優勝 7. 2016年5月1日 ミュンヘン クレー ドミニク・ティーム 7–6(7), 4–6, 7–6(4)
準優勝 8. 2016年6月13日 シュトゥットガルト ドミニク・ティーム 7–6(2), 4–6, 4–6
優勝 8. 2017年8月5日 キッツビュール クレー ジョアン・ソウザ 6–3, 6–4
準優勝 9. 2018年5月6日 ミュンヘン クレー アレクサンダー・ズベレフ 3–6, 3–6

ダブルス: 10回 (7勝3敗)

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
優勝 1. 2005年9月26日 ホーチミン カーペット (室内) ラルス・ブルクスミュラー アシュリー・フィッシャー
ロベルト・リンドステット
5–6(3), 6–4, 6–2
優勝 2. 2006年7月24日 キッツビュール クレー ステファン・クベク オリバー・マラチ
シリル・スーク
6–2, 6–3
優勝 3. 2007年4月30日 ミュンヘン クレー ミハイル・ユージニー ヤン・ハジェク
ヤロスラフ・レビンスキー
6–1, 6–4
優勝 4. 2008年1月4日 ドーハ ハード ダビド・シュコッホ ジェフ・クッツェー
ウェスリー・ムーディ
6–4, 4–6, [11–9]
準優勝 1. 2008年2月14日 ロッテルダム ハード
(室内)
ミハイル・ユージニー トマーシュ・ベルディハ
ドミトリー・トゥルスノフ
5–7, 6–3, [7–10]
優勝 5. 2008年7月13日 シュトゥットガルト クレー クリストファー・カス ミヒャエル・ベラー
ミーシャ・ズベレフ
6–3, 6–4
準優勝 2. 2008年10月26日 バーゼル ハード
(室内)
クリストファー・カス マヘシュ・ブパシ
マーク・ノールズ
3–6, 3–6
優勝 6. 2009年6月14日 ハレ クリストファー・カス アンドレアス・ベック
マルコ・チウディネリ
6–3, 6–4
準優勝 3. 2012年1月6日 ドーハ ハード クリストファー・カス フィリップ・ポラーシェク
ルカシュ・ロソル
3–6, 4–6
優勝 7. 2013年1月4日 ドーハ ハード クリストファー・カス ユリアン・ノール
フィリップ・ポラーシェク
5–7, 4–6

成績

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

大会 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 通算成績
全豪オープン A A 4R 2R 2R 4R 2R 3R 2R 4R 3R A 2R 1R 3R 1R 2R 2R A 2R 23–15
全仏オープン A LQ 1R 2R 2R 1R 4R 3R 1R 2R 4R 3R 2R 1R 1R 1R 2R 1R 3R LQ 16–17
ウィンブルドン A A 1R 3R 1R 1R 3R 3R 1R QF 1R 2R 1R 1R 1R 3R 1R NH 1R LQ 13–16
全米オープン 1R 2R 1R 1R 3R 2R 3R 2R 1R 4R 4R 4R 3R 1R 4R 4R 1R 1R 2R A 25–19

: 不戦勝・不戦敗は通算成績に含まない。[3]

大会最高成績
大会 成績
ATPファイナルズ A 出場なし
インディアンウェルズ QF 2018
マイアミ 3R 2010, 2012, 2017
モンテカルロ QF 2007, 2010
マドリード 3R 2009, 2018
ローマ 3R 2013, 2014, 2018, 2019
カナダ QF 2010
シンシナティ QF 2008
上海 2R 2012, 2013
パリ 3R 2008, 2013
ハンブルク 2R 2007
オリンピック 2R 2016
デビスカップ SF 2007

脚注

  1. ^ マレーが7つのマッチポイントをしのいで準決勝進出、コールシュライバーに逆転勝ち”. thetennisdaily.jp. テニスマガジン (2017年3月3日). 2020年9月5日閲覧。
  2. ^ コールシュライバー引退「満足」”. tennis365.net (2022年7月8日). 2023年9月26日閲覧。
  3. ^ 2013年全仏2回戦(不戦勝)、2020全豪2回戦(不戦敗)

外部リンク




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