2014シーズンJ1・J2ライセンス
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「Jリーグクラブライセンス制度」の記事における「2014シーズンJ1・J2ライセンス」の解説
2013年9月30日、Jリーグは2014シーズンのクラブライセンスについて、クラブライセンス交付第一審機関 (FIB) による審査結果を発表した。申請を行ったのは前年ライセンスを交付された41クラブと準会員のカマタマーレ讃岐・ツエーゲン金沢の43クラブで、すべてのクラブに以下のライセンスが交付され、申請を却下された(ライセンスが交付されなかった)クラブはいなかった。 J1ライセンス(36クラブ) - 札幌、仙台、山形、鹿島、栃木、群馬、浦和、大宮、千葉、柏、FC東京、東京V、川崎、横浜FM、横浜FC、湘南、甲府、松本、新潟、富山、清水、磐田、名古屋、京都、G大阪、C大阪、神戸、岡山、広島、徳島、愛媛、福岡、鳥栖、長崎、大分、熊本 J2ライセンス(7クラブ) - 水戸、町田、金沢、岐阜、鳥取、讃岐、北九州 このうち、準会員の町田・讃岐・金沢は「J2入会審査への合格」を条件とした「条件付き交付」となっている(前年の長崎と同様)。また讃岐は成績面の案件(JFL2位以内)のほか、財政面での審査も厳正に実施し、「2013年度末までに十分な純資産を残すこと」「2014年度予算が十分な合理性の下で編成され、シーズンを安定して運営できるものと評価されるようにすること」をJリーグに申し出ることもJ2加盟の条件となっている。 B基準を満たしていないクラブは計30と前回比6減で、規定に基づく制裁措置として改善に向けた「文書の提出」を求めることになった。またFIBから現状の是正・指導を受けることになったクラブは合わせて17に上った。このうち「債務超過」又は「3期連続赤字」となった12クラブ(札幌・栃木・群馬・横浜FM・富山・名古屋・岐阜・神戸・北九州・熊本・大分・讃岐)に対しては、財務上の問題を解決するための計画を策定し(クラブによってはJリーグからの指導を受け)、その計画を実行に移すよう是正通達が行われている。
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