2010-2011 : Xファクター
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「ワン・ダイレクション」の記事における「2010-2011 : Xファクター」の解説
2010年、ハリー・スタイルズ、ルイ・トムリンソン、ナイル・ホーラン、リアム・ペイン、ゼイン・マリクは、イギリスのオーディション番組「Xファクター」第7シーズンにそれぞれソロ候補としてオーディションを受けた。いずれもコンテストのブートキャンプ段階で脱落しボーイズ部門へと進めなかったが、代わりに5人がグループを結成し、グループ部門の出場資格を得た。サイモン・コーウェルとゲスト審査員のニコール・シャージンガーの両方がグループを結成させるアイデアを思いついたと主張している。2013年にコーウェルは「グループを結成するのに10分かかった。」と述べた。その後、5人は2週間集まってお互いを知り、練習を行った。ハリー・スタイルズが「One Direction」という名前を思いついた。「審査員の自宅訪問」の際には、エドナスワップ(英語版)の「Torn」を歌い、これがグループとして初めての歌唱となった。コーウェルは後に、このパフォーマンスを「自信があり、楽しく大胆不敵である。」と評価した。ワン・ダイレクションはすぐにイギリスで人気を獲得した。 オーディションでは最終的に3位となり、オーディション終了後に優勝していればリリースされる予定だった「Forever Young」(アルファヴィルの曲のカバー)がインターネット上に流出した。その後すぐに、コーウェルのレーベルであるSycoと200万ポンドの契約を結んだ。デビューアルバムのレコーディングは2011年1月に始まり、プロデューサーのRedOneと仕事をするためにロサンゼルスへと向かった。2011年2月にハーパーコリンズから出版された『One Direction: Forever Young』は、サンデー・タイムズのベストセラーランキングのトップになった。同じ2月には、「Xファクター」のライブツアーに参加した。ツアー中、イギリス全体で50万人の前でパフォーマンスを行った。4月にツアーが終了した後、デビューアルバムの制作を続けた。レコーディングはストックホルムやロンドン、ロサンゼルスで行われた。
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