2010-2011年シーズン(4歳)まで
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「ブラックキャビア」の記事における「2010-2011年シーズン(4歳)まで」の解説
1歳時にメルボルンプレミアセールで21万オーストラリアドルで落札される。 2歳4月にデビューすると、先行して早めに抜け出し、後続に決定的な着差をつけて勝つ、強い内容の競馬で連勝を重ねる。最後まで追われる接戦となったのは重賞初挑戦だったデインヒルステークスのみであった。 G1初挑戦となったパティナックファームクラシックは4馬身差のレースレコードで勝利して8連勝。 国内無敗連勝記録に並ぶレースとして注目されたライトニングステークスも勝利して連勝記録に並んだ。このレースではそれまで15戦12勝を挙げていたヘイリストも出走していた。しかしブラックキャビアは直線入り口で早くもヘイリストをかわし全く追われることなく後続に大差を付けると、最後は手綱を緩める程の余裕を見せ楽勝した。 続くニューマーケットハンデキャップでは、58kgのトップハンデながらも、いつもと変わらぬ先行抜け出しでレースレコード勝利を挙げた。 ウィリアム・レイドステークスでは中団からの競馬となったが、残り200メートルで先頭に立って全く危なげなく勝利した。 TJスミスステークスはこれまでメルボルン地区のみでの出走だったブラックキャビアにとって初の遠征、初の右回りコースであった。3番手追走から残り100メートルで抜け出してレースレコードで勝利した。 続くBTCカップでは3番手から残り200メートルで先頭に立ち、後続に2馬身差をつけて勝利した。 ニューマーケットハンデキャップのパフォーマンスに対しては、後にIFHAが発表した2011年のワールド・サラブレッド・ランキングにおいて、132のレーティングが与えられた。中間発表時点ではスプリンターおよびオーストラリア調教馬として史上初のランキングトップにもなっている。また、タイムフォーム誌も、同レースに対して同国歴代4位の135のレーティングを与えている。
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