2006〜2008年『ブロードキャスト・トゥ・ザ・ワールド』と『フェニックス』
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「ゼブラヘッド」の記事における「2006〜2008年『ブロードキャスト・トゥ・ザ・ワールド』と『フェニックス』」の解説
バンドは新しいボーカル・マッティ・ルイスを迎え入れ、2006年前半、6枚目のスタジオ・アルバム『ブロードキャスト・トゥ・ザ・ワールド』を引っさげて音楽シーンへ舞い戻ってくる。このアルバムはのちに年間を通じてアメリカ国外でも発売された。日本ではオリコン洋楽チャートで1位を獲得する。また、同年5月 (日本では6月) には米国プロレス団体WWEから発売されたコンピレーション・アルバム『WWE WRECKLESS INTENT』に「With Legs Like That」を楽曲提供。同年6月、イギリスの音楽フェス『ダウンロード・フェスティバル 2006』にも出演。夏に自身のヨーロッパツアーを終えた彼らは『ワープド・ツアー』に参加し全米でライブパフォーマンスを繰り広げた。日本では『パンクスプリング 2006』や『サマーソニック 2006』に出演、単独ツアーも行った。 一方でバンドは、セガのアクションゲームソニック・ザ・ヘッジホッグのメインテーマソング「His World」の制作に参加。翌2007年には、この曲が収録されたテーマソング・アルバム『SONIC THE HEDGEHOG VOCAL TRAXX/SEVERAL WILLS』が発売された。このアルバムには、アリとマッティがゲストボーカルとして参加したオリジナル・トラックの「His World」と、ゼブラヘッドにより編曲・レコーディングされたアディショナル・トラックの「His World」2曲が収録されている。 バンドは7枚目のスタジオ・アルバム準備のため楽曲制作を開始。その後2007年5月にMxPxとのツーマン・ツアーでヨーロッパへ舞い戻り、単独でUKツアーも行った。2007年10月には再度イギリスへ渡り「アーミー・オブ・フレッシュメン」、「ブラッドハウンド・ギャング」、「ボウリング・フォー・スープ」らとともに『ゲット・ハッピー』ツアーを敢行し彼らとステージをともにした。その後、次作へ向けての楽曲制作を再開、2008年3月には「ヘル・イェー!」をプロデュースしたハワード・ベンソンや、アルバム後半のトラックをプロデュースしたキャメロン・ウェブらとともに早速レコーディングにとりかかる。 その後、『フェニックス』というタイトルで2008年夏頃に新作をリリースする予定であると発表。日本でこのアルバムが発売される前日にはEP「ノット・ザ・ニュー・アルバム 」リリース。本作は2010年に新曲2曲と日本盤『フェニックス』に収録されたボーナストラックを追加して再発売された。2008年6月、バンドは再びイギリスへ渡って『ダウンロード・フェスティバル』、『Slam Dunk Festival』、『Greenfield Festival』などの音楽フェスに出演。渡英前には、ヨーロッパでもツアーを敢行。日本では、『サマーソニック 2008』にも出演し、冬には単独ツアーも行った。アメリカでのツアーも予定されていたのだが、ボーカルのマッティが体調を崩してしまい、彼のコンディションを第一に考えて二度と声が出なくなるような事態を避けるため、やむなくアメリカツアーをキャンセルした。
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