19 (ポール・ハードキャッスルの曲)
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「19 」(Nineteen)は、1985年に、イギリス人ミュージシャン、ポール・ハードキャッスル(Paul Hardcastle)が発売したシングル曲。ベトナム戦争とアメリカ人兵士のその後を主題とした。曲名の「19」は、アメリカのベトナム戦争従軍兵の平均年齢が19歳だったことを表している。なお、この数字については否定する意見もある[1]。
概要
この曲では、主に、ABC製作のドキュメンタリー番組『Vietnam Requiem』でのニュースのナレーションや、サンプラーで拾った心的外傷後ストレス障害に悩む元兵士のインタビュー音声のリミックスのみが、使用されている(一部に女性コーラスがある)。この音声をシンセサイザーを用いたファンクテンポの曲と同期させている。
同時に製作されたビデオクリップも同じ番組の映像を繋いで編集されており、少々のテロップと何箇所かで写る星条旗とその前後程度しか加工されていない。
なお、ハードキャッスルはABCから映像と音声の無断使用で訴えられ、またマイク・オールドフィールドからは曲を盗作したとして告訴された。
「19」は、1985年5月5日に全英シングルチャート1位を獲得し、アイヴァー・ノヴェロ賞を受賞した。世界13カ国で発売され、アメリカでは20位にチャートインした。日本では1985年6月29日に東芝EMI/クリサリスレーベル(当時)よりオリジナル版(7インチシングル)が発売され、後に小林完吾[2]による吹き替え版で7インチシングルの「ジャパニーズ・ミックス」と12インチシングル(エクステンデッド・ジャパニーズ・ミックス)も発売された。なお、1996年に発表された「Look To The Future」の最終トラックである11曲目に『19 (The Full Story)』が再リミックスされて収録されている。日本語バージョン以外ではスペイン語・ドイツ語・フランス語バージョンがある。
脚注
- ^ “Statistics about the Vietnam War”. Vietnam Helicopter Flight Crew Network. 2008年5月3日閲覧。
- ^ 当時日本テレビアナウンサーで、同局の最終版ニュース番組『NNNきょうの出来事』のキャスターを務めていた。
ビデオクリップ
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「19 (ポール・ハードキャッスルの曲)」の例文・使い方・用例・文例
- 彼らは今からずっと昔の1960年に結婚した
- さかのぼって1960年代には若者は長い髪をしていた
- 1960年代を振り返る
- 「生年月日はいつですか」「1970年2月20日です」
- 私は1979年10月22日に東京で生まれました
- その会社は欠陥を検査するために1997年製の車をすべて回収した
- 1999年の同期生
- エリザベス2世は1952年に女王になった
- 祖父は1997年に死んだ
- 1990年代の初頭に
- その会社は1950年に創立された
- この新しい国は1951年に誕生した
- 彼は1972年の2月20日生まれです
- その病院は1920年に設立された
- 父は1958年にオックスフォードを出た
- 19世紀の前半に
- その島は1950年にこの国に返還された
- エディは1980年来ビバリーヒルズに住んでいる
- 1998年6月23日にいなくなるまで彼女はオークランドに住んでいた
- その歌手は1980年代のポップミュージックのアイドルだった
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