1958年以降に死刑求刑された事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/31 15:41 UTC 版)
「死刑求刑に対する一審無罪判決の一覧」の記事における「1958年以降に死刑求刑された事件」の解説
最高裁に記録の残る1958年以降、死刑求刑された事件での一審での無罪判決は10件ある(別件で有罪が確定した事件を除く)。一審判決順に以下の通りである(カッコ内は一審判決年)。 中華青年会館殺人事件(1958年):一審、二審ともに無罪判決、確定。 玉名一家殺傷事件(1959年):二審で破棄差戻、差戻し審で懲役12年判決、最高裁で確定。 宮崎・三ヶ所村雑貨商一家強盗殺傷事件(1961年):二審で無期懲役判決、最高裁で確定。 名張毒ぶどう酒事件(1964年):二審で逆転死刑判決、最高裁で確定(第7次再審請求棄却。第8次再審請求準備中)。 豊橋事件(1974年):一審判決がそのまま確定。 北方事件(2005年):一、二審ともに無罪判決、確定。 高岡暴力団組長夫婦射殺事件(2006年):一、二審ともに無罪判決、確定。 広島家族3人放火殺人事件(2007年):一、二審ともに無罪判決、最高裁で確定。 土浦一家3人殺害事件(2008年):一審では心神喪失とされ無罪、二審では心神耗弱とされ無期懲役判決、最高裁で確定。 鹿児島高齢夫婦殺害事件(2010年):一審で無罪判決、検察側控訴中に被告人が死亡し公訴棄却。 平野母子殺害事件(2012年):一審で無期懲役、二審で死刑判決を受けるも最高裁が差し戻し、差し戻し一審で無罪判決。検察側控訴中。
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