1958年オフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 03:17 UTC 版)
「フリーエージェント (日本プロ野球)」の記事における「1958年オフ」の解説
田宮謙次郎 大阪タイガース→大毎オリオンズこの年、A級10年選手の権利を得た田宮はボーナスを貰うつもりでいたが、当時のコミッショナー機関が「A級権利でボーナスを得て残留すればその選手はA級のままであり、移籍自由の権利は残る」との見解を示した。本来、A級権利のどちらを行使しても再取得時にはB級になり、権利もボーナス受給だけになるはずだったが、当時はこの部分が明文化されておらず、このコミッショナー見解が正式とされてしまった。近い将来移籍してしまう可能性のある選手にボーナスは出せないと考えたタイガースのフロントはボーナスの金額交渉に消極的になり、最終的に田宮側に契約意思が無いことを通知、田宮はやむなく移籍権利を行使して移籍した。 内藤博文 読売ジャイアンツ→近鉄パールス 杉山悟 中日ドラゴンズ→国鉄スワローズ 青田昇 大洋ホエールズ→阪急ブレーブス 阿部八郎 阪急ブレーブス→西鉄ライオンズ 米川泰夫 東映フライヤーズ→西鉄ライオンズ
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