1945年 - 2010年
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「中央館 (京城府)」の記事における「1945年 - 2010年」の解説
1945年(昭和20年)8月15日、第二次世界大戦が終了し、同年9月8日から1948年8月15日に大韓民国が建国されるまでの間は、在朝鮮アメリカ陸軍司令部軍政庁がこの地域を統治した。正確な時期は不明であるが、韓国民間の手で復興した。館名も中央劇場と改称している。 1970年代以降、アメリカ映画の代表的封切館として知られ、たとえば『ジョーズ』(監督スティーヴン・スピルバーグ、アメリカ公開1975年6月20日、日本公開同年12月6日)は、韓国では『죠스』(ジョス)の題で1978年4月22日に同館とアジア劇場の2館で封切られており、『愛と青春の旅だち』(監督テイラー・ハックフォード、アメリカ公開1982年8月13日、日本公開同年12月18日)は、韓国では『士官과紳士』の題で1983年(昭和58年)1月1日に同館で封切られた。国内映画も上映されており、たとえば、1981年2月5日には、同館を封切館として、チョー・ヨンピル主演『その愛、恨になり』(監督李亨杓)が公開され、71,209人の動員を記録している。 マルチプレックスシアター化に取り組み、3スクリーンに改装して1998年11月28日、中央シネマと改称して再開館している。2000年6月24日には、さらに2スクリーンを増やして5スクリーンに改装した。2010年5月31日、閉館した。Google ストリートビューでは2009年10月時点の営業中の同館が写っており、Google マップにも「중앙시네마」と記されており、建物の現状については不明である。 大邱中央劇場(大邱市)、礼山中央劇場(礼山郡礼山邑)、仁川中央劇場(仁川広域市)、水原中央劇場(水原市)、済州中央劇場(済州市)等、他都市にも「中央劇場」は存在した。
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