12インチシングル盤
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回転数 : 33 1/3r.p.m.・45r.p.m. 直径 : 30cm(12インチ) 大きさはLPと同じサイズながら、シングル盤やEP盤のように片面に一曲または数曲を収録したもの。外周部分にのみ音溝が刻まれていることから内周での音質劣化が避けられること、盤面のカッティングを少ない曲数分で行えるため音溝の間隔を広く(音量のレベルを高く)できることから、LPやシングル盤より音質が優れている。収録曲の再生時間が長い場合にも使われた。 通常、レコード店などで「12インチ」と言うとLP盤ではなく、このシングルのことを指す。呼称が定着するまでは一部で「ジャンボシングル」「ジャイアントシングル」などと呼ばれていたこともあった。 DJがクラブなどでプレイするために販売・使用されるレコードのほとんど全てがこの形式である。DJが曲同士のミックスなどで使用しやすいように、収録曲の一曲が短くても6分程度、長いものでは9分程度の長さがあり、コンパクト盤では収録が難しいためである。またこうしたシングル盤では回転数は33回転と45回転の両方がある。 主にダンスミュージックにおいて、1980年代以降にリミックスが一般的になってきたことから、片面に3曲ほどのリミックスを収録するケースも見られるようになった。この結果、収録時間が片面で20 - 30分に及ぶ12インチシングルも登場するようになり、LP同様の音量であったり、内周の収録曲での音質劣化が見られるなど、音質の面では、必ずしもLPに勝るとは言えない盤も出てきている。 レコード全盛の日本で、12インチでも回転数が7インチ盤と同様45r.p.m.の物が多く、ラジオで12インチシングル収録曲を掛ける際、レコードがLPと同じサイズであるため33 1/3r.p.m.と思い込んで、誤ってプレーヤーを33 1/3r.p.m.の設定で掛けてしまう事が多かった。
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12インチシングル盤
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「犬と月」(いぬとつき)は、BONNIE PINKの限定シングル・レコード盤。1998年10月21日発売。発売元はポニーキャニオン。規格コードはPCJA-00035。
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12インチ・シングル盤
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「コンパクト盤」の記事における「12インチ・シングル盤」の解説
さだまさし(1979年)の「親父の一番長い日」 - 日本では初のオリコン・チャート1位達成12インチ・シングル盤。 中森明菜(1985年)の「赤い鳥逃げた」 - オリコン・チャート1位達成12インチ・シングル盤。 ワム!「ラスト・クリスマス」(1984年) - 通常版が7インチ・シングル、「Last Christmas (pudding mix)」というリミックス版が12インチ・シングルで発売された。 USAフォー・アフリカ「ウィ・アー・ザ・ワールド」(1985年) - 長さの異なるヴァージョンが7インチ・シングルと12インチ・シングルで発売された。
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