100万年前 - 10万年前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 05:06 UTC 版)
「地球史年表」の記事における「100万年前 - 10万年前」の解説
約78万年前 - 最新の地磁気の逆転。 地球磁場は10万 - 100万年ぐらいの不規則な周期で何度も逆転している。この頃の逆転が直近のものである(ブリュンヌ期、約78万年前 - 現在)。これより前の逆転は約250万年前(松山期、約250万 - 78万年前)。 なお、松山期には数回の地磁気逆転イベントが存在する(約100万年前のハラミヨ亜期など)。 概ね70万年前頃 この頃から10万年周期の気候変動が見られるようになる(詳細は氷期・間氷期を参照)。 約50万年前 - 北京原人。 約40万年前 - マンモスは、北東シベリアで誕生したとされている。 約23万年前 - ネアンデルタール人の出現。 この頃、温暖期のピーク。 この後、緩やかに寒冷化へと向かい、14万年前頃に氷期のピークとなった。 約20万 - 19万年前 - ホモ・サピエンス(現在のヒト)の出現。16±4万年前のミトコンドリア・イブの存在。 アフリカに出現、10万年前頃にユーラシア大陸にも拡大したと考えられている。 台湾沖で新たな原人の化石見つかる。見つかったのは下あごの骨の右半分の化石。発見時期は不明だが、場所は台湾本島と澎湖諸島の間の海域。 約15万年前 - マンモスがヨーロッパに現れた。 約14万年前 - 氷期(リス氷期)のピーク。 この後、急速に温暖化へと向かった。 約13万 - 12万年前 - 温暖期のピーク。 現在よりも温暖であったと考えられている。この後、急速に寒冷化し、約11万年前頃から緩やかに上下を繰り返しながら徐々に氷期へと向かった。 約12万5千年前 - 初期のヒト属による火の利用 日常的に広範囲にわたって火が使われるようになったことを示す証拠が、約12万5千年前の遺跡から見つかっている。 約10万年前 - マンモスはヨーロッパから北アメリカ大陸にまで生息分布を広げた。マンモスは寒冷な草原での生活に適応していた。
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