1号機および1号機改「ブレイズ・レイヴン」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 08:29 UTC 版)
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機体諸元ブレイズ・レイヴン(1号機改) 重量 9.8t(乾燥重量)13.5t(基本装備時) 最大作戦行動時間 65時間 最高自走速度 170km/h380km/h以上(ブースト時) 最高跳躍高 25m500m以上(ブースト時) 固定武装 無し 基本携帯火器 EHI ドラゴンフライ近接戦闘システム東芝 10式単分子カッターOTOメララ 「ボクサー」57mm散弾砲 搭乗者 市ノ瀬達哉 換装ユニット「アジャイル・スラスタ」を装備する機体で、当初より達哉が使用する。ブーストにより従来機を遥かに上回る機動性を誇り、現行の各国主力ASを凌駕する潜在能力を持つが、作戦行動時間の低下や、あまりに従来機と異なる操縦性に機種転換訓練の時間が掛かるのが欠点。一流のオペレーターが集うD.O.M.S.でさえ、操縦者選抜テストで古参兵は操縦失敗して転倒させる者が続出。従来機に触れている時間の少ない若手や新米の方が習熟が速かった。改型は6巻のクインコム要塞での戦いで大破した1号機を改修したもので、7巻より登場した。 近年では先進国のASの運用思想として「必要なタイミングに一気に戦力を投入し、短時間で地域制圧を行う」というもの(「ミスリル」のM9の運用思想に近い)が増えてきたため、その要求に特化した仕様でもある。 改型への変更点としては、以前は肩部に搭載されていたメインのアジャイル・スラスタが腰部に移され、肩部ほかに更にスラスタが増設されて推進力が増している。これによりブースト時の重心が機体中央に集中した事でバランスが良くなり運動性が向上した他、増設したスラスタが推力補助と姿勢制御を同時に担うことでブースト中の戦闘行動に更なる安定性を付与している。この改修により、機体の運動性は世界最高峰へと仕上がった。但し、7巻時点では機体をコントロールするモーションマネージャが最低限のものでしかなく、まだ実戦に投入できるレベルの仕上がりではなかった。まともに戦えたのは達哉の天才性と「TAROS」のおかげであった。また、装備重量の増加によって作戦行動時間が改修前よりわずかに低下しているが、最高自走速度や跳躍力は向上している。
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