カカオ脂とは? わかりやすく解説

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カカオ脂

カカオ種子から圧搾法により得られる固体脂でカカオバター呼ばれる種子は赤褐~暗褐色で、1.5~2.5cmの楕円形特有の芳香収斂性苦味があり、チョコレート・ココアなどの原料として世界各国輸出される種子含油量は5057%で、得られたカカオ脂の特有芳香チョコレートなどの食品に好ましいので、通常精製脱臭などの処理を行わずチョコレート製造用いる。
圧搾粕は、残油20%程度であるが、ココア製造向けられる融点3235比重d0.882~0.883、屈折率n1.456~1.458、酸価1~4、鹸化価190198沃素価3340不鹸化物0.11.0%であり、脂肪酸組成 の例は、沃素価36.8のもので、パルミチン酸24.4%、ステアリン酸35.4%、オレイン酸38.1%、リノール酸2.1%である。グリセライド組成SSS 3%、SOS80%、SLinS 6%、SOO+OSO 10%SOLin+OOO 1%である(Sは飽和酸、Oはオレイン酸Linリノール酸)。用途チョコレート主成分として欠かせないほか製菓用、薬用化粧用用いられる
カカオ脂
生産国西アフリカ中南アメリカ西インドスリランカインドネシア




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