基剤による分類とは? わかりやすく解説

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基剤による分類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/14 00:14 UTC 版)

坐剤」の記事における「基剤による分類」の解説

基剤には、常温では固体であって直腸内などで速やかに融解し有効成分放出するものが求められるまた、適用部位への刺激がないこと、アレルゲンとならないことも重要である。 疎水性基剤油脂基剤体温10程度融解するもので、主にカカオ脂、ウイテプゾール、ハードファットなどが用いられる基剤による粘膜保護効果期待でき、主に局所用に用いられる。本基剤用いたものは、夏期高温時には軟化した酸敗したりするので冷暗所保存する必要がある有効成分水溶性で、アセトアミノフェンアンヒバアルピニー)、インドメタシン(インテバン)、ジクロフェナクナトリウムボルタレン)、など。 親水性基剤水溶性基剤体液吸収して溶解するもの。このため疎水性基剤より速やかに有効成分放出することができ、主に全身用の坐薬用いられるまた、疎水性基剤より融点の高いものが使われるため、冷所保存必要がない。主にポリエチレングリコールマクロゴール、カーボワックス)やグリセロゼラチンが用いられるまた、疎水性基剤乳化したものが用いられることもある。有効成分脂溶性で、ジアゼパムダイアップ)、ドンペリドンナウゼリン)など。 2剤以上を併用する場合の注意 脂溶性有効成分吸収妨げられるため、水溶性基剤坐剤先に挿入し少なくとも30分以上空けてから、油脂基剤坐剤挿入すべきである

※この「基剤による分類」の解説は、「坐剤」の解説の一部です。
「基剤による分類」を含む「坐剤」の記事については、「坐剤」の概要を参照ください。

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