CH-19甘【CH-19アマ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10375号 |
登録年月日 | 2002年 7月 10日 | |
農林水産植物の種類 | とうがらし | |
登録品種の名称及びその読み | CH-19甘 よみ:CH-19アマ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 森永製菓株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都港区芝五丁目33番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 矢澤進 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、タイ王国から導入した品種名不詳の在来種の中から選抜、育成されたものであり、草丈は極大、果実は節成りで小形円錘形、大きさが極小の品種である。草丈は極高、分枝開張度及び分枝性は中、第1分枝の節位は極高、角度はやや狭、節間長は長、枝の強度は中、腋芽の発生は強である。葉色は緑、葉の大きさはやや大、葉柄の長さはやや長、葉面の平滑度は平滑である。未熟果の果色は緑、成熟果の果色は赤、果の着生は節成り、着果の向きは上向き、果形は小形円錘形、果肉の厚さは極薄、果の大きさは極小、長さは長、太さは極細、果頂部の形は尖、果面のシワは少、心室数は2、果のアントシアニンは少、光沢は中、果面の条溝の深さは無、果柄の強さは中、帯離れは易、果皮の硬さは硬、果の辛味の発現は条件により辛、着果数は多である。早晩性は極晩、TMV抵抗性は中である。タイ王国の在来種(導入番号「CH-19」)と比較して、果の着果が上向きであること、果皮が硬いこと等で、「伏見甘長とうがらし」と比較して、草丈が高いこと、果の着果が上向きであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和54年にタイ王国の品種名不詳の在来種(導入番号「CH-19」)の種子を導入、56年に京都大学農学部の農場(京都市)において栽培した実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、平成4年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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