BO-101【BO-101】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11229号 |
登録年月日 | 2003年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | まいたけ | |
登録品種の名称及びその読み | BO-101 よみ:BO-101 |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社バイオテクノジャパン | |
品種登録者の住所 | 栃木県足利市五十部町971番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 岡田欣忠、緑谷テル子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、野生種(福島県産)の子実体から組織分離して育成されたものであり、菌さんの表面の色が淡黄で中葉、極厚の施設栽培向きの品種である。寒天培地上の最適生長温度は26℃、菌叢の色の有無は無、表面の形状は平滑、周縁部の形状は不整一、厚さ及び密度は普通である。菌床の被膜の形成は少、被膜の色の有無は有である。子実体の発生までの期間は51~60日、発生最適温度は15~20℃、生長最適温度は18~21℃、収量は397gである。菌さんの大きさは中、厚さは極厚い、きれこみの有無は無、断面の形状は2型、表面の色は淡黄、環紋は3型、毛は中である。管孔の孔口表面の形状は3型、孔口断面の凹凸は無、管孔発達の部位は2型である。菌柄断面の形態は2型である。「森M52号」と比較して、菌さんの切れ込みが無いこと、管孔の孔口表面の形状が3型であること等で、「OM-1」と比較して、菌さんが厚いこと、菌さん断面の形状が2型であること等で区別性が認められる。なお、「森M52号」及び「OM-1」との対峙培養において、明確な嫌触反応を有する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成9年に出願者の施設(栃木県足利市)において、野生種(福島県産)の子実体から組織分離し、得られた菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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